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公園など緑の多い場所、森や山などに出掛ける事は多くの人にとって
リフレッシュする為にとても良い事とみなされていますが、
草陰に潜む脅威には十分に気をつけたいものです。
■草陰に潜むハンター
マダニは孵化した後、草陰に隠れて獲物が通り過ぎるのをじっと待ちます。
そうして丁度通りかかった犬やその他の動物、時には人間をも含みますが、
それらに必死のダイブを試みます。
マダニはその生涯で3回吸血をしますが、1回につき約10日程吸血し
体がパンパンに膨れ上がるまで離れません。
■もしもマダニのターゲットに選ばれたなら
肌の露出を控えた服装や忌避剤でどんなにマダニ対策をしても、
時には刺されてしまう事もあるでしょう。
慌てて引き剥がしたい気持ちは分かりますが、無理にそうすると
口器が皮膚に残ってしまい腫瘤になったり、その部分が化膿する事もありますので、
出来れば発見時(刺された状態)のまま皮膚科を受診される事をお勧めします。
刺された全ての人が発症するわけではないので、闇雲に恐れる必要はありませんが、
それでもSFTS(重症熱性血小板減少症候群)、日本紅斑熱やライム病などの
感染症を媒介する事がありますので、刺された後は体調の変化に十分気をつけましょう。
■致死率約12%のSFTS感染症
刺された後、もしも発熱、頭痛、筋肉痛、食欲不振、腹痛、下痢、
倦怠感、発疹などが見られた場合、即刻医療機関に診てもらいましょう。
それらに加え潜伏期間が6日から2週間と言われているSFTSは、
意識障害や紫斑、昏睡状態などの症状が現れる事もあります。
命に関わる事もありますので、自己判断で放置せずに
必ず医療機関において専門家に相談しましょう。