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■女の子の憧れシンデレラ物語・・・けれど本当は?
我が家の長女も大好きなグリム童話の代表作シンデレラ。
子どもに読み聞かすその物語、もともとの原作はちょっと恐ろしいものだったってご存知ですか?


子どもに読み聞かす目的で編集されたものには、継母やその子どもにいじめられて可哀想なシンデレラが、魔法使いに
綺麗なドレスと馬車を用意してもらい、王子様が花嫁を探すための舞踏会へ行くというお話。
最後はガラスの靴に足がピッタリとはまったシンデレラが王子様とハッピーエンドを迎える女の子にとっては夢のような物語です。
ですが、編集される前のグリム童話では、継母とお姉様たちのガラスの靴をめぐる壮絶なやりとりがあったり、
シンデレラのどんないじめにも耐え抜く純粋な女の子のイメージを覆す性格が描かれていたりと、
それはそれは大人の世界が繰り広げられているのです。

■子どもの為に改定されてできたグリム童話
初めは大人の為のものだったグリム童話。
残酷な部分や卑猥な部分も多く、子どもに読み伝えるには刺激が強すぎるということで、幾度かグリム兄弟自身によって改定されてきたことは、様々な文献に記されています。

しかし、悪者が最後に懲らしめられる描写などは削られずに残っています。
悪いことをすると自分に悪いことが返ってくるということを学んだり、正義と悪があることを知ったり、なにも悪いことだけを吸収するわけではありません。
少し残酷な部分の世界を知ることによって、そういう世界もあるのだ、それはいけないことなのかどうなのかといった様々な世界を子どもなりに学ぶのだと思います。
ですから、安心して子どもへの読み聞かせを楽しんでください。

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