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円高ドル安という表現は表裏一体で表と裏の状態を指します。
どちらかの通貨が高ければ反対の通貨は安くなる関係にあります。
それが意味する事を事例を使って基本的な事を説明します。


以下の2つに分けて説明します。
1・言葉の意味
2・事例

「1・言葉の意味」
円高ドル安という言葉はあくまで円とドルの2つの通貨の相対的な表現であって
円がどんどん高くなる「円高」になっていけば
ドルがどんどん安くなる「ドル安」となります。(円高ドル安)
反対に円が安くなる「円安」となればそれは同時に、
Fドルが高くなる「ドル高」となります。(円安ドル高)

「2・事例」
昨日の為替レートが1$が100円だったとします。
1$で100円のモノが買え反対に100円で1$のモノが買えた事を意味します。
そして今日の為替レートが1$120円だったとします。
この場合「昨日は1$で100円のモノしか買えなかったのに今日になれば
同じ1$で120円のモノが買える」
つまりドルが円に対して「強くなった=高くなった」と表現します。
この事は「昨日は100円で1$のモノが買えたのに今日になれば
同じ100円で83.3セントのモノしか買えない」
つまり円がドルに対して「弱くなった=安くなった」と表現します。
上記2つの現象はどちらも「1$=100円→1$120円」となったことから起こったもので
同じ事を言っているに過ぎません。
つまり、円とドルの2国間の通貨を考えた場合
「円が高くなればなる程相対的にドルは円に対して安くなる」
「ドルが高くなればなる程相対的に円はドルに対し安くなる」という事です。

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