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アベノミクスの登場により一般的には経済は好転したと言われます。
その本質的な部分が「大規模な金融政策」と言われる「円の切り下げ」です。
基本的な部分を一般論として説明します。


以下の通り2つに分けて説明します。
1・アベノミクスとは
2・アベノミクスと為替

「1・アベノミクスとは」
アベノミクスとは平成24年12月に発足した安部政権が打ち出した
経済及び金融政策の事です。
バブル崩壊後長く続いた(続いている?)デフレ解消を一番の目標として
数々の政策を打ち出してきました。
第一の矢・・・金融政策
第二の矢・・・財政政策
第三の矢・・・成長戦略
平成24年12月政権発足時9,400円台だった株価は
平成26年8月末には15,400円台に迄回復しました。

「2・アベノミクスと為替」
中でも第一の矢の金融政策は日銀による量的緩和としてその中核をなすものです。
政府は為替レートについては表立って政策として言及していませんが
明らかに行き過ぎた円高を切り下げる事を意図的に狙ったものです。
安部政権発足前から今現在26年9月に至るまで円相場は約26円。率にして約33%の円安になりました。
勿論これだけの円安が進んだ事が全てアベノミクスの政策によるものと言う訳ではありませんが
アベノミクスが円安に大きく寄与した事は間違いありません。

これほどの円安になった考え方としては、下記の方法で意図的に円を減価させた事によるものと考えられます。
・日本円を一気に大量に増刷した、又はすると発表した
・2%のインフレを日銀が目標として強く発表した
・大量の国債を購入する事により金利を封じ込めた

為替レートは短期的には金利とインフレ率を加味して(実質金利)考えます。
通貨が「減価」して行けば当然通貨は安くなります。
今現在平成26年9月12日為替レートは1$=107円台ですが
これ以上の円安が日本の国益となるかどうかが今まさに議論されている所です。

<参考資料>
平成24年12月安部政権発足
平成24年11月末為替レート1$=80.8円

平成26年8月末為替レート1$=102.95円
平成26年9月12日為替レート107.13円

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