[ガングリオンの症状と治療法]TOPへ
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時々、「ガングリオンが痛い」という話を聞くことがあります。
よく誤解をされるところなのですが、ガングリオン自体には自覚症状はありません。
痛みやしびれ、違和感などの症状がでるときは、ガングリオンが大きくなったり、
またはもともとできた場所が悪かったために神経や血管を圧迫しているときです。
ですので、基本的には痛みが出たら一度病院で診察を受けることをお勧めします。
ガングリオンの大きさや、できた場所にもよりますが、痛みやしびれなどの自覚症状が強い場合には
小さなガングリオンでもMRIなどを駆使して圧迫されている神経などを特定します。
大抵はガングリオンを針で刺して中身を吸引して抜いてしまうことで、
神経・血管の圧迫が取れて症状も楽になることの方が多いようです。
ただし、この吸引自体もかなり痛いので、どのくらい自覚症状が強いのかなども考慮して治療方針が決定されます。
以上のように、ガングリオンの痛みは神経や血管を圧迫することによる痛みですので、
自分で対処するのはなかなか難しいと思われます。
一般的によく言われるのは、あまり手を使いすぎないように場合によってはサポーターなどで軽く固定したり、
市販の痛みどめを飲んだりなどの方法ですが、いずれも根本的な対処にはなりません。
シップについても、冷たい方が楽になる方と、逆に冷やすと調子が悪くなる方がいるようです。
どちらか自分に合う方法を試してみましょう。