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テレビで初めて『ガラパゴス携帯』と聞いた時、何故か昔の特撮映画で怪獣が暴れている映像が浮かびました。
しかし決して怪獣『ガメラ』的なものではないようです。
ガラケーという言葉を耳にしたことがある方は多いかと思いますが、ガラパゴス携帯の略称がガラケーです。


なぜこのように呼ばれるようになったのでしょうか。

■ガラパゴス諸島に見られる独自の生態

ガラパゴス諸島をご存知でしょうか。
南アメリカ大陸の西側に位置するエクアドル共和国の領土である島々です。
日本も含めて、世界中至る所に島々は存在しますが、大半は元々は一続きの大陸だったものが
時間と共に分断され島になったものだそうです。
しかしこのガラパゴス諸島は最初から島として存在していた。
そのため、生態系なども近隣の大陸とは一線を画した特異なものが多く見られるそうです。

■ガラパゴス携帯の意味は、実は『嫌味』だった!?

そのガラパゴスの名を付けて呼ばれるようになった日本の携帯電話。
これは、その科学技術力に定評があり、繊細で緻密な作業を得意とする日本人が、
日本人のニーズに合わせて開発し進化を遂げたものです。
至る所にその細やかさやユーザーに向けたサービス精神が発揮されています。
しかし、日本人技術者が日本人ユーザーの満足度向上をひたすらに追求した結晶でもある携帯電話は、
世界に標準として求められる「電話機」としての機能からは、結果として少し離れたものとなりました。
そのことに対する揶揄というか嫌味から、こう呼ばれるようになったという説もあるようです。

そういう意味に捉えてしまうと日本人としては少々不服ですが、
少なくとも他の国が真似出来ないほどの技術力であると考えると、誇らしい気がしませんか?

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