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GDPとはその国の経済規模を考えて行く上で重要な指標です。
今の日本に取って手段はどうあれGDPを増やし税収を増加させていく事は国家存続の至上命題です。
しかし現在の日本において政府の言う通りGDPが増加し続けて行くのか疑問です。


以下の通り2つに分けて簡単に説明します
1・GDPとは
2・GDPについて考える

「1・GDPとは」
GDPとは1国の経済的な規模や大きさを計測する為の世界で一般化された指標です。
例えばあるメーカーがその国に、支店や製造拠点を作り進出するかどうか検討する時に
その国のGDPは○○円成長率は○○%であり・・・自社の製造する商品の販売見込等といった具合に利用されます。
国同士の規模がこのGDPにより比較出来るという事です。
そしてそのGDPを計算する基礎となるものはそれが商品であれば
原材料に加算していった付加価値の合計額です。

「2・GDPについて考える」
そしてこの生産されたモノは必ず消費されているから(三面等価の原則)「生産量=消費量」となります。
世界各国全ての主要国で多かれ少なかれIMFを中心にGDPの成長目標を立てています。
そこで、GDPを増加させていくという事は取りも直さず消費を継続的に増加させていくという事です。
反対の「増加しない=減少していく」とは今迄の過去15年の日本の姿つまりデフレの姿です。

デフレの状況が続くとどうなるのでしょうか?
一般的に言って税収が伸びません。
今の日本の財政はこれ以上の税収の減少=国債の増発となり
かなり高い確率で更なる増税が図られる事になります。

しかしさすがに増税にも限度があります。
GDPは増加(=消費の増加)をさせないといけない。
しかし、日本について言えば、モノが多く行き渡り購買意欲はもう無くなってくる。
そういう時期が近づいているのではないかという気がします。

消費を繰り返していく事について、安かろう悪かろうでは無く
必要なモノを最低限度それも良い品を長く持たせるという、
当たり前の事に多くの日本人が最近気付き始めたのではないか
継続するデフレはその現象の一部ではなかったのか
同じ消費をするにしても今後はその質が重要になって来るのではないか
とすれば日本のGDPはもうそんなに成長していかないのではないか
そんな気がします。

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