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半身浴の時間は長ければ長いほど良いというものではありません。
長すぎる半身浴は、かえって体に大きな負担をかけることにもなってしまいます。
人によっても、その日の健康状態によっても最適な時間は異なります。
無理をすることなく、ほどよい長さの半身浴を楽しむようにすれば、心も体もリラックスすることができるでしょう。
■一般的な長さ
半身浴に最適な時間は、一般的には20~30分と言われています。半身浴を始めてある程度の時間がたつと、お湯につかってない部分から大粒の汗が噴き出してきます。それから5~10分がまんして続けて、そこで終了しましょう。
各自の身体の状態も考慮に入れる必要があります。もともと暑がりの人はもっと短時間で良いですし、もともと冷え症の人や、汗をかきにくい人はもっと長い時間が必要かもしれません。また、心臓が弱い方や高血圧の方、なんか今日はちょっと体調が良くないな・・・という方は、汗が噴き出してからはあまり我慢せず、短い時間でパッとあがってしまったほうが良いでしょう。
■半身浴はそれほど長くはできない?
たとえ、わたしは健康体だから何時間でもお風呂に入っていられます!という人でも、半身浴は長くても1時間くらいになります。というのも、半身浴ではお湯の温度が大切だからです。ややぬるめの、じんわり汗が出てくる温度が理想ですが、長い時間入っているとお湯が冷めてきてしまいます。冷めたお湯を温めようとしても今度はぬるま湯を超えて熱くなってしまったりと、温度調整が面倒なので、適度なところで切り上げるのが良いようです。
また、あまり汗をかきすぎると、身体への負担も大きくなります。何事もほどほどが一番ということです。
■短時間で効果を出すためには
短い時間の半身浴でも効果を得るにはいくつかの方法があります。
一つの方法は、半身浴を習慣化することです。慣れれば慣れるほど早く汗が出るようになりますから、それほど長い時間は必要なくなります。
また、お風呂に塩や重曹やお酒を入れるというのも一つの方法です。こうすると血行促進作用が高まるので、早く汗が出るようになります。