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動物から学ぶ「生きる」ということ。

人生の要素に目を向けがちな人間の認識を変えてくれる

動物たちを様々な目線から見た映画をご紹介します。


・『マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと』(2008年)
夫婦が飼い始めた犬は、暴れん坊なやんちゃ犬!レトリバー犬が数々の事件を起こしてしまう、犬好きにはたまらないハートフルな映画。
コメディなのに泣ける要素はやっぱりマーリー。子供が産まれて忙しさにピリピリした妻がやんちゃ過ぎるマーリーに手を焼いて、夫に向かってつい「どっかに捨ててきて!」と言ってしまいます。
妻の大変さには共感しながらも、望まれて家族になったはずなのに、と犬の心を思うと切なさに胸が詰まります。
マーリーを迎えてから死を迎えるまでが描かれていますが、その数年を家族として過ごしたかのように感情移入してしまった作品でした。

・『ひまわりと子犬の7日間』(2013年)
保健所で働く職員と、飼い主がいなくなった犬との7日間を描いた作品。
宮城県で起きた実話をベースに作られた本作が扱うのは、今現在も問題視されている犬の殺処分。
元飼い主が犬を残して家を去り、そこから保健所に保護されるまでの犬の日々が要約されているのですが、行き場を失くしてさまよい歩く姿は物悲しく、人間が犬の命の終りを決めるという身勝手な問題をじっくり考えさせられます。
捨てた本人ではない職員の反省する心にじんわり涙が出てしまった作品でした。

・『アース』(2007年)
イギリスのBBCが5年間追い続けた、大自然に生きる生物たちのドキュメンタリー。
目に飛び込んでくる壮大で美しい地球。自分たちが普段生活している地球という星の美しさに気付かずに生きていることを実感しました。
躍動感溢れる動物たちの映像は、驚異のない人間には想像がつかない過酷さを存分に映し出しています。「これが生きるということ」そう教えられたような気がしました。
オーケストラ演奏やナレーションも素晴らしいのですが、注目したいのは映像にさらなる迫力とリアリティを与えてくれる音です。
始まりから終わりまで、ただただ感動して鳥肌が止まらない。
地球は神秘に満ちています。

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