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毎年10月の第3土曜日とその翌日の日曜日に行われる氷川神社秋の例大祭、川越祭り。
蔵造りの町並みを舞台に、絢爛豪華な山車が周辺各町内から集まり、
初日に宵山、二日目に曳きまわしとしてにぎわう、川越最大のお祭りです。
■山車の楽しみ方
祭りの見所は、何といっても歴史を感じる絢爛豪華な山車にあります。
高さ8メートルを超える山車は、一番上部に人形が飾られており、
それぞれの山車のテーマをあらわしています。
山車の中ほどには舞台となる囃子台があり、お囃子や踊りが披露されます。
お囃子や踊りは山車ごとに違いますので、聴き比べるのも楽しみの一つです。
山車は市役所前を中心に会場を巡行します。
昼間の曵きまわしでは子供たちも曵き手として参加し、まさに市民の祭りといった感があります。
■宵山(よいやま)の楽しみ方
祭り会場に集まってきた山車は、初日夕刻、
午後6時ごろから7時ごろまで、宵山として飾り置きされます。
じっくりと山車を見物することができ、お囃子や踊りを堪能することができます。
■曵かわせ(ひっかわせ)の楽しみ方
夜になると、山車には提灯がともり、昼間とは違って幻想的な姿となります。
曳き手は男衆となり、威勢の良い掛け声と提灯が乱舞します。
川越祭り最大の見所は、山車同士の曵かわせ。
曵きまわしの最中に、辻辻に向かい合った山車同士が「そーれ、そーれ」の掛け声とともに、
お互いのお囃子を競い合わせる様子は見事。
中でも夜の曳かわせは、まさに祭りの最高潮です。
山車を囲む男衆、提灯、お囃子、どれをとっても迫力満点で、一見の価値ありです。
夜はかなりの人出となります。
小さいお子さん連れの方は、危険ですから
少し離れたところから見るようにした方がよいでしょう。