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「敬語に種類なんてない!」と思い込んでる人は危ないですよ!
敬語は1種類ではありません。
立場関係が変われば、同じ意味の単語だったとしても、使う敬語は変わってきます。
その使い分けは、3種類が基本となっており、立場関係によって使い分けるのが常識です。
■敬語には丁寧語・謙譲語・尊敬語がある
敬語には、次の3種類があります。
1. 丁寧に表現する丁寧語
2. 自分を低くする謙譲語
3. 相手を敬う尊敬語
それぞれの違いについて詳しくお話しします。
「1. 丁寧に表現する丁寧語」
丁寧語とは、「行く」を「行きます」、「食べる」を「食べます」にするなど、
丁寧に表現する敬語のことを言います。
語尾を丁寧に締めくくることにより、相手に敬意を表す敬語です。
「ある」を「あります」や「ございます」と締めくくって表現することで、
相手に敬意を示すことができる敬語です。
「2. 自分を低くする謙譲語」
謙譲語は、自分や自分の行為を伝える際に、低くして表現することによって
相手を高くしたり、立てたりするための敬語です。
例をあげると、「言う」なら「申し上げる」、「行く」なら「伺う」、
「食べる」なら「いただく」と表現します。
「3. 相手を敬う尊敬語」
尊敬語は、相手を敬い、立てるために使う敬語です。
例をあげると
「言う」なら「おっしゃる」
「行く」なら「いらっしゃる」
「食べる」なら「召し上がる」
と表現します。
相手との立場関係によって、使う敬語はこの3種類で使い分けなければいけません。