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■警察官は公務員です
日本の治安を日々守ってくれている警察官ですが、ほとんどの方が知っている通り公務員です。
ですが公務員と言っても採用方法はいろいろなものがあるのです。
1「大卒と高卒」
警察官になるには、基本的に各都道府県が行う警察官採用試験に合格する必要があります。
そして各都道府県とも大学卒業程度の試験と高校卒業程度の試験とに分かれているのです。
試験の難易度的には高校卒業程度の方が低い傾向にありますが、
大学を卒業見込み又は卒業された方は高校卒業程度の警察官採用試験は受験できません。
そういう方たちは大学卒業程度の警察官採用試験を受験してください。
また試験は学科の他に体力試験と面接試験も行われます。
体力試験に関しては、高校の体育を普通にこなすことができれば問題ないでしょう。
2「都道府県毎の採用だから複数の受験が可能」
受験日が重ならない限り、複数の都道府県の警察官採用試験を受験することができます。
どうしても警察官になりたい方は近県の警察官採用試験も受験してみるのもいいでしょう。
また多く受験することができれば、受験慣れして緊張することが無くなります。
もちろん慣れるために受験するのは褒められた方法ではありませんけど。
3「国家公務員と地方公務員」
採用試験の区分としては大卒と高卒以外に、国家公務員試験と地方公務員試験という区分もあります。
国家公務員試験に合格して警察官になると、警察庁に採用されることになりますので国家公務員となります。
よくテレビドラマなどで目にするキャリアと呼ばれる人たちです。
一方都道府県の警察官採用試験を合格して警察官になった場合は、
各都道府県の警察に採用されたことになりますので地方公務員となります。
ただ出世を重ねて警視正以上になった場合は地方公務員から国家公務員に替わることになります。
4「中途採用」
警察官採用試験には年齢制限があり、一定の年齢以上になると受験できないようになっています。
ただ犯罪の巧妙化に合わせて人材を登用する必要性が高くなったため、
警察官の中途採用も積極的に行われています。
中途採用試験を受験するには社会人経験などが必須の場合がありますので、
各都道府県の受験案内を参照してください。
なお都道府県によっては中途採用という名称ではなく、民間経験者採用試験と言う
名称のところもあるのでご注意を。