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■階級と役職は別物です

刑事もののテレビドラマなどを見ていると、「警部」とか「課長」とか出てきますが、
前者は階級、後者は役職に当たります。


両者を混同されている方もおられるかもしれませんが、基本的に別の次元の物と考えた方がよいでしょう。

1「警察官の階級は9種類」

警察官の階級には9種類あります。
上から警視総監、警視監、警視長、警視正、警視、警部、警部補、巡査部長、巡査です。
ちなみに某人気漫画に出てくるキャラは巡査長という階級ですが、
これは巡査の中で勤続年数が長い人に与えられる名誉階級のようなもので、正式な階級ではありません。
あとその漫画に出てくる部長さんですが、これは巡査部長という階級を短くして読んでいるようです。

2「警察の役職について」

警察署を例にとりますと、偉い方から警察署長、副署長と続き、
各課の課長、係長、そしてヒラとなるのが一般的です。
これが各都道府県警とかになりますと、部長おりその上に本部長がいます。
なお東京を管轄する警視庁だけは、トップは警視総監となります。

3「役職と階級はどのように対応しているか」

基本的に警察署長が警視正か警視、各課の課長クラスが警視というのが多いようです。
また各都道府県警のトップである本部長は警視監又は警視長が着任します。
ただ警視庁のトップである警視総監だけは原則警視監の中から選ばれ、
着任と同時に階級も警視総監に昇進します。
やはり首都を守る警察のトップですから階級もそれにふさわしいものになるのでしょう。
ちなみに警察庁の長官に関しては階級は存在しないそうです。

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