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血液検査と一口で言っても色々な種類があります。
主な種類は、血球検査と血清検査です。
血球検査では、血液中の固形物、つまり赤血球、白血球、血小板の数を調べたりします。
また、ヘモグロビン(血色素)と言って、赤血球の主な成分の量や、
ヘマトクリットと言って、血液中をどれくらいの体積を赤血球が占めているかを調べます。
血清検査(生化学検査)は、血液の固形物以外の部分、つまり血清にどんな成分が含まれているかを調べます。
血清検査の項目はとてもたくさんあります。
下によく行われる検査項目とその目的を挙げます。
肝臓や胆嚢:総タンパク、LHD、GOT、GPT、総ビリルビン(T-Bil)
腎機能:BUN(尿素窒素)、CRE(クレアチニン)など
脂質代謝:総コレステロール、中性脂肪、HDLコレステロール、LDLコレステロールなど
尿酸代謝検査:UA(尿酸)など
電解質検査:ナトリウム、カリウム、クロール、カルシウム、鉄など
血糖検査:血糖、ヘモグロビンA1c、インスリン、糖負荷試験
この他にも、炎症の程度を調べる項目や、各種ホルモンの検査や腫瘍マーカーと呼ばれる、
癌の時に血液中に基準値より高く出現する成分の検査やアレルギーの原因を調べる検査もあります。
これらの検査をする時に気になるのが料金だと思います。
料金に関しては、何かの病気の原因を知る為や病気の経過を知る為に検査が必要な場合は、健康保険やの適応となります。
保険診療の際の各種料金は、検査項目により保険点数が決められています。
健康保険を使う場合はこの保険点数から計算された料金の3割となります。
ただし、検査料金に他に、診察料や採血の手技料など含まれているため、
何の目的の検査をしたらいくらかかるかは一概には言いにくいです。
また、病気の心配はないが検診や人間ドックとして受ける場合は、
この健康保険の適応外、つまり自由診療となるので、料金は医療施設により異なります。