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血液検査を全くした事のない方は少ないのではないでしょうか。
最近の血液検査は、採血の時に、数本の試験管を使うのはご存知でしょうか?
どうせ取るなら、“1本に必要な分を取ればいいのに”、と思った事はありませんか?
実はあの試験管の中には、それぞれの検査の目的にあわせていろいろな成分が入っているのです。
検査の項目によっては、血液が固まってはいけないもの、固まらなくてはいけない物があります。
固まってはいけないものの代表的な物は、血球検査(赤血球や白血球の数を調べるもの)で、
採決後、担当者は試験管を揺すって中の薬とよく混ぜて固まらない様にします。
もし、この混ぜ方が悪かったり、採血の時に血液の出が悪くて、時間がかかった時は、
この薬と血液が混じる前に血液が固まり始め、検査ができなくなることがあります。
この場合は、再採血となります。
採血をしていたり、血液検査をしていると、検査前に気をつけた方がいい事があるか聞かれる事があるのですが、
ほとんどの検査の場合、通常の体の状態を知りたいので指示がない限りは特別な事はされなくて大丈夫です。
ただし、採血をする前日の夕食にトンカツや天ぷら等の揚げ物や脂を多く含む物をたくさん食べると、
血液中の中性脂肪の値が高くなります。
これは血液中の中性脂肪が食事の影響を大きく受けるのが原因で、通常食後4~6時間でピークに、
また、アルコールと一緒に食べると食後12時間以上経っても中性脂肪が上昇し続けると言われています。
つまり、採血の前日は遅くまで食事(特に脂を多く含む食事)をしたりアルコールを飲むと、
正しい検査結果がでないことになるので、控えた方がいいと思われます。
特に、検診の血液検査の中性脂肪の項目で再検査が必要になった場合は、
食生活に気をつけて再検査を受ける様にして下さい。
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弘