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~賃貸住宅を持つメリット~
土地の有効活用、って言葉よく耳にしませんか?
土地には宅地や商業用地・農地など多くの種類によって分類されています。
土地の上に何も建っていないし、農業をやっている訳でもない、人に貸している訳でもない、
要は「更地」である場合、最も多額の税金を請求されてしまいます。
そこで税金対策として持っている土地を有効活用しようとする人が多いのです。
持っているだけ、では税金だけ取られてしまう分、マイナスになってしまうんですね。
自分の住む家を建てるのももちろん良いですが、今住む家が別にあるようでしたら
賃貸住宅を建てることをオススメします。
賃貸住宅を持つメリットは複数あって、税金対策という点だけに絞ると
①固定資産税・都市計画税を軽減できる
②所得税・住民税も軽減できる
③相続税も軽減できる
と、こんなにお得なんです。
中でも、今回は①の固定資産税と都市計画税の軽減についてお話ししたいと思います。
更地に賃貸用のアパートやマンションを建てた場合、
固定資産税は1/6が軽減され、都市計画税は1/3が軽減されます。
例えば、更地で標準評価額が5,000万円の土地を所有している場合
(固定資産税)5,000万円 × 1.4% = 70万円・・・A
(都市計画税)5,000万円 × 0.3% = 15万円・・・B
A + B = 85万円 となります。
同じ条件で更地ではなく賃貸住宅を建てた場合
(固定資産税)A × 1/6 =11万6千円・・・C
(都市計画税)B × 1/3 =5万円・・・D
C + D = 16万6千円となります。
つまり85万円 - 16万6千円 = 68万4千円の節税効果が得られるということになります。
これは土地のみの試算ですので、賃貸用住宅にすると建物部分にも固定資産税・都市計画税が発生しますが、
建物部分にも新築後3~5年は税額の1/2が軽減されるという「小規模住宅」に関しての特例もあるので
併せて試算を出してみるといいかも知れません。