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本州のお祭りとは一味違う九州のお祭り。
その雄大な自然や、独特の気風を表現している荘厳な春夏秋冬のお祭りをご紹介します。

【春・五穀豊穣を願う阿蘇の火祭り】


火の国・熊本の春を告げるのは、毎年三月に行われる「阿蘇の火祭り」。
阿蘇周辺の五穀豊穣を祈るこのお祭りでは、阿蘇神社での「火入れ式」から始まり、
阿蘇・往生岳に「火」と大きく炎の文字が書かれる「大火文字焼き」、
それが終わると縄の先に炎を灯して振り回し身を清める「火振り神事」が行われます。
「火の国」に相応しい、幻想的なお祭りです。

【夏・博多の風物詩】
毎年、200万人の人が押しよせる九州最大のお祭りといえば、「博多どんたく」。
毎年5月3日と4日の2日間、博多駅や福岡県庁周辺などを「どんたく隊」と呼ばれる
色々な扮装をしたグループが練り歩き、演舞を披露するお祭りです。
観客だけでなく、参加者の数も3万人を超える大きなお祭りは、初夏の博多の風物詩です。

【秋・極彩色の曳山が並ぶ】
「唐津神社」の秋の例大祭として行われる「唐津くんち」。
「漆の一閑張り」という伝統技法で作られた「曳山」、いわゆる山車には極彩色の派手な装飾が施され、
祭囃子と共に「エンヤ、エンヤ」「ヨイサ、ヨイサ」と威勢のいい曳子たちの掛け声が街に響き、
大層な盛り上がりを見せます。

【冬・異国情緒と光の融合】
中国の旧正月にあたる1月の末から2月の半ばまで行われる
日本三大中華街を有する長崎で行われる「長崎ランタンフェスティバル」は
毎年、街を異国の景色へと変貌させます。
中華街周辺に約15,000個のランタンや光のオブジェが並び、中国雑技や、獅子舞、龍踊りの公演なども催され、
異国情緒あふれる街が、さらに大陸の色へと染まり、不思議な空間を作っています。

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