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織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の三人は、歴史ファンならずとも誰もがその名を知る戦国武将三英傑です。
名古屋市は三英傑全てとゆかりの深い街であり、
市内各地にもその足跡を残す史跡が多数あります。
歴史の中でも特に戦国時代や戦国武将に関心のある人にとって、名古屋は訪れてみたい名所名跡が多く、とても一日で回り切れない程です。
■名古屋のシンボル、名古屋城
名古屋の名所と言えば、まず名前が出てくるのが金の鯱鉾(しゃちほこ)で有名な「名古屋城」です。織田信長の父、信秀が居住し信長の生まれた場所でもある名古屋城は、元は那古野城という字でした。
その後、徳川家康の命により、これも名古屋市出身の有名な戦国大名、加藤清正により名古屋城が築かれたと言われています。
日本三名城のひとつにも数えられる名古屋城は、市内で是非訪れてみたい観光地でもあり、史跡の筆頭です。
■信長も参拝した熱田神宮
名古屋城と並んで市内の観光名所であり、全国的にも有名な場所が熱田神宮です。
伊勢神宮に次ぐ大宮と言われる熱田神宮は、三種の神器のひとつ草薙神剣(くさなぎのみつるぎ)をご神体としており、天照大神や日本武尊など、日本の氏神様と深い関わりを持つ大神宮です。
有名な桶狭間の戦いの前に、織田信長が熱田神宮で戦勝祈願をしたことは有名であり、戦国武将も多く訪れたことでしょう。
市内のほぼ中心に位置する広大な神宮は、ゆっくりと参拝し、その厳かな雰囲気で心を鎮めるのにも最適な場所です。
■市内に残る、数々の武家文化の名所
これらの二大名所の他にも、日本三大観音のひとつとされる大須観音や合戦跡地として有名な桶狭間、尾張徳川家の別邸跡地にある大庭園の徳川園など、いずれも三英傑にゆかりの深い名所があります。
また、愛知県は県内寺院数が日本一とも言われ、これは徳川家が宗派を問わず寺院を保護したことに由来します。
名古屋市内の小さな寺院にも三英傑の逸話が残される寺社は数多く、そこかしこに歴史の足跡を感じることが出来ます。
また、名古屋市に隣接する清洲市には清州城があります。信長や秀吉との縁深いこのお城は、名古屋駅から電車と徒歩で30分ほどと非常にアクセスも良く、多くの戦国武将ファンが足を運ぶスポットです。