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ノロウィルスは非常に環境に強いウィルスです。
乾燥した状態でも4℃(冬のとても寒い時期)で2ヶ月程度、20℃で3~4週間生きていると言われています。
しかもある程度の熱には強く、60℃で30分加熱しても死なないそうです。


また、85℃で1分以上加熱したら死んでしまうので、ノロウィルスにかからない為には、
感染する可能性のある食品は85℃以上で1分以上加熱してから食べる必要があります。
このとき、注意が必要なのは、食品の中心部までしっかり加熱する事です。
特に、小さいお子さんや抵抗力の落ちている高齢者の食事を準備する時には注意が必要です。

一般に使われる消毒方法はあまり効果はありません。
このウィルスは逆性石やエタノールに強い抵抗性を持っているので、
これらを使って消毒しても、ウィルスは生き残ります。
手指の消毒はまず、石けんでよく手を洗った後、流水でよくすすぐ事です。
石けんや流水には消毒効果はありませんが、よく手洗いする事で
ウィルスの量を1/100に減らす事ができると言われています。
石けんはウィルスを殺す事はできませんが、手指表面の脂肪分を取り除く事ができ、脂肪に混ざっている
ウィルスを取り除くことができ、流水で洗うのみの時よりもウィルスを除去できる量が増えます。

まな板や食器等、人の体以外に有効とされているのは、次亜塩素酸と加熱消毒です。
次亜塩素酸は塩素濃度で200ppmで浸すように拭くと効果があります。
しかし、次亜塩素酸は人体には使えません。絶対に使用しないで下さい。
また、加熱消毒をする場合は85℃で1分以上の加熱が有効とされています。

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