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ノロウィルスにかかって下痢と嘔吐がひどかったという話を耳にしたり、
実際にかかった方もいらっしゃると思います。
しかし、実際にその病気がノロウィルスの感染であるかは確かではないと思います。
症状が出て病院に行っても、実際にノロウィルスの検査をされる事はまずありません。
ノロウィルスの検査キットという物が実在するのですが、これは健康保険で適応されるのが
3才未満か65才以上の方のみなのです。
つまり、健康保険の制度上、普通私たちが病院に行ってこの検査キットで検査されることはないのです。
では、どうやって医師は診断をつけるのでしょうか。
ずばり、症状と問診によって診断をつけるのです。
ということは、ノロウィルスに感染していなくても、同じ様な症状が出た場合は
ノロウィルスの感染による下痢と嘔吐と診断される事もあるし、
ノロウィルスに感染していても症状が軽い場合は、他の病気、例えば風邪と診断される事もあるのです。
実際、2002年まではノロウィルスという名称はなかったので、“お腹の風邪”などと呼ばれていました。
ちなみに、検査キットについてですが、これは“ノロウィルス抗原検査”と呼ばれ、
便の中のノロウィルスを検出する検査です。
この検査は他のノロウィルスの検査法に比べて、結果が出るのが早いのが利点なのですが、
感染していても陽性にならないこともあるので、陰性だからといって感染していないとは言えない
不利点があります。
正確に検査する為には、ノロウィルスの遺伝子を検査する必要があるのですが、
これは時間がかかる上に非常に高額なので、まず普通の医療機関で行われる事はありません。
集団感染があった場合などに原因を調べる為に研究機関や行政機関で
この方法を使って検査することがあるくらい大変な検査です。
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コメント
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Yumiko Riri Motida