NPOの活動＝無給でボランティア的なもの、

若しくは頂けても気持ち程度と思われがちです。

NPOの仕事に魅力を感じていてもその点で二の足を踏まれている、という話も良く聞きます。

気になりますよね、NPO職員のお給料

■NPO職員に給料を支払って良いのか？
NPOとして認証されるには「役員総数のうち報酬を受ける者が三分の一以下であること」というきまりがあるため、NPO＝無報酬という誤解を生みがちなようですが、これはあくまでも役員についてですので、職員には適用されないのです。職員にお給料はちゃんと支払うことが出来ます。

■雇用形態はどうなの？
比較的規模の大きな団体に限られてはしまいますが、実は「常勤の正規職員」の方も沢山いますし、そのような団体では福利厚生も整備されていたりします。でも、小さなNPO法人であってもスタッフとは雇用契約を結んで労働の対価をきちんと支払っていることがほとんどです。やはりNPOでは専門性の高いスキルが要求されるため、ボランティアのみでは良質の活動が維持できないのです。

■実際のお給料は？
残念なことにほとんどのNPO職員は高給取りとは言えないのが現状です。しかし今後NPO法人の社会貢献が一般に認知されるようになれば、給与水準も上がって行くと予測されています。
やはりNPOの活動というものは、職員の方々の熱意に支えられている点が大きいもの。さまざまな面で社会に貢献しているNPOですが、その職員のみなさんの労力に報いることができるシステムの創出が望まれます。