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「認定」という言葉を団体名の頭に明記するNPOを最近よく目にします。
実はこれ、NPO法人にとってなかなか大切なことなのです。
果たして「認定」とはいったいどういうことなのでしょうか。
■「認定NPO」とは?
NPOは所轄庁(都道府県)より「認証」をうけて法人として活動できるようになります。この、認証を受けて法人化したNPOの中で、一定の基準を満たした団体に対し所轄庁が「認定」の手続きを行います。
■メリットがたくさんあるって本当?
本当です。大きなメリットとしては、認定NPOへの寄付金は、個人・法人にかかわらず寄付金控除を受けることができるのです。この制度により、NPOの命綱である寄付金が集めやすくなるのです。
また、認定の要件は、活動状況はもちろん組織や財務についてもかなり厳しいものを要求されるため、これをクリアして認定を受けることができるNPO =きちんと運営されている団体、ということになります。残念なことにNPOの中には活動・運営共に杜撰な団体も存在するため、この「認定NPO」という肩書きがNPOの信頼度の目安となるのです。
■一度とったらずっと「認定」なの?
一度とったらそのまま、というわけではありません。NPOの信頼性維持のために現在では5年毎に認定更新の手続きをする必要があります。
NPO法人の数が増え、活動が活発化するにつれ、さまざまなトラブルも増えているのが現状。団体の信頼度を示すものとして「認定NPO」をめざすことは、NPOにとって大きな意義があることなのです。
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コメント
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Minoru Takada
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Minoru Takada