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小田原市は、古くから箱根の玄関口にある宿場町として栄えたまちです。
また、戦国時代には、関東一帯を治めた戦国武将、北条氏の都が置かれたことでも有名です。
小田原のシンボルといえば、やはり、小田原城でしょう。


まずは、小田原城の城主である北条氏の歴史について、簡単にご紹介します。

■北条五代の歴史

小田原城を治めた北条氏は、鎌倉時代の北条氏と区別するために、後北条氏と呼ばれることもあります。
初代、北条早雲の小田原入城から始まり、二代目北条氏綱、三代目北条氏康、四代目北条氏政を経て、
五代目北条氏直の時代に、豊臣秀吉による小田原攻めで無血開城するまで、
およそ100年間、小田原のまちに君臨し続けました。
北条氏は、たいへん民思いの大名で、当時としては驚くほどの公正な税制を引き、小田原のまちを繁栄させました。
また、家督継承では必ず嫡子がつぎ、お家騒動をまったく起こさなかったことも、当時としては珍しいことでした。
とりわけ、三代目北条氏康の代には、武田氏と今川氏と甲相駿三国同盟を結んで、上杉謙信に対抗しました。
外征、内政ともに高い評価のある大名です。

■北條五代祭り

毎年5月3日には、小田原城周辺で、北条五代の大名に仮装した武者隊パレードが開催されます。
過去には、小田原出身のタレント、阿藤快さんや柳沢慎吾さんも、北条早雲や北条氏康として登場したことがあります。
鉄砲隊による実演や、忍者演技、また自衛隊による音楽パレード、神輿パレードなども一緒に行われる盛大な祭りです。
小田原観光の計画を練る際には、北條五代祭りの日を選んでみてもいいかもしれません。

■小田原駅へのアクセス

・東京駅から東海道新幹線で、片道約35分
・新宿駅から小田急ロマンスカーで、片道約1時間10分

付近の観光地までのアクセスは、
・箱根まで 小田急ロマンスカーまたは、箱根登山線で、片道約15分
・横浜まで JR東海道線で、片道約1時間

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