●PDFって何ですか？
(P)ポータブル・(D)ドキュメント・(F)フォーマットの頭文字を取って順番に並べたものです。
2008年にISO 32000-1として世界標準として認められ、世界中のパソコンに標準装備されようになりました。

アドビ社のAdobe ReaderでWindows・Mac・Linux等のOS（オペレーティング・システム）の
種類を問わずPDFの閲覧ができます。

●PDFは画面と印刷の見た目が同じ
ExcelやWordで作成して印刷プレビューで確認せずに印刷すると文字が途切れたり、はみ出たりするのが普通です。
しかし、書類の電子化目的で作られたPDFは画面で見ても印刷しても同じになります。
企業でも、資料を電子化すれば保管場所が不要の為、書類を次々とPDF化し
必要最低限の部数のみ印刷するようにしています。
また、メーカーの多くが製品の取扱い説明書に利用しています。
PDFなら見ることは出来ますが、変更できないので著作権を守れます。
つまり、教科書や書籍と同じ扱いです。

●著作権を守るための改変できない設定が細かくできる
PDFには細やかなセキュリティ設定が可能で暗証番号を入れないと開けないようにしたり、
閲覧できるのにコピーを不可にするなど、様々な細かい設定が可能です。
よって、多くの企業が紙の取扱説明書からPDFに乗り換えました。
プロの印刷業界でもPDFデータのみで印刷注文できるまで発展しているようです。

●メモリーの節約
PDF化すると、どの位小さくなるのでしょうか？
…地図が読めない人でGoogle Mapも使えない人に「最寄り駅からお店までの道のりの説明を
3Dストリービュー写真のスクリーンコピー8枚程度とコメント程度の短い文字の資料」をExcelで作成したら
10MB以上でしたがPDF変換すると6分の1以下になり、メール添付して相手に負担にならないサイズで送れました。
Zip圧縮でも良いと思われるでしょうが、まだ圧縮と解凍を理解してない初心者でしたので、
ZIPの説明を省く為にもダブルクリックのみで内容が見られるPDFは都合が良く、
配布に適したファイル形式であるといえます。