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●編集が出来ない場合がある
PDF逆変換と同様に最初に編集できない場合が2つあります。
1.閲覧パスワードがあり、開けないPDFファイル。


2.セキュリティ設定で「内容のコピー」と「ページの抽出」が「許可しない」になっているPDFファイル。
この2種類はPDF編集ソフトで編集できません。2つ目なら印刷してスキャナーで読込み
OCRソフトを利用すれば編集できない事はありませんが、相当の労力と時間が必要になります。

●「Adobe Reader 」で簡単なPDF編集をしてみよう
今回の編集は普段はPDFの閲覧にしか使っていない「Adobe Reader」で
目立つ修正が簡単に追加できますのでやってみましょう。
PDFが編集や改ざんをさせない目的で作成されたファイルなので、教科書の余白にコメントを入れて、
蛍光ペンでアンダーラインを引いて目立つように加工する程度の簡単な事しか基本できません。
しかし、配布する相手に、この部分が重要と知らせるのが目的であれば、
コメントと目立つ蛍光ペンがあれば十分です。
また、「Adobe Reader 」でなければPDFのセキュリティ設定の詳細を調べる事ができません。

※PDF取扱説明書を「Adobe Reader 」開いて詳しいセキュリティ設定を調べるには
「ファイル」→「プロパティ」→「セキュリティ」の順にクリックすると
PDFファイルにどのような制限が設定されているのか一覧で表示されます。

●「Foxit J-Reader」(フリーソフト)で少し凝ったPDF編集をしてみよう。
「Foxit J-Reader」このフリーソフトは「Adobe Reader 」を進化させ、
Officeそっくりのメニューが表示されるので直感的に操作でき、使いやすいかもしれません。
「Adobe Reader 」は注釈とハイライトのみでしたが、「Foxit J-Reader」は注釈とハイライトの他に
下線・取り消し線・波線・置換・テキスト挿入やスタンプ作成やサイン作成等も出来ます。
また、矢印・線・長方形・楕円の描画ツールもあります。
フリーソフトとは思えないほど色々な事が出来ますので
詳しい使い方は159枚に及ぶマニュアルの目次から探して試してみて下さい。
このソフトでもセキュリティを見られますが、「Adobe Reader 」と比較するとセキュリティ設定の
項目リストの順番・リスト名が異なっており、両者が同じ内容でも違う内容に見えてしまいます。

※文字の追加ができるのはOffice等で自作したファイルで、セキュリティ設定をせずに
PDF化したもの以外の編集は基本的に出来ないと考えた方が無難です。
元データさえあれば編集もPDF変換も自由自在なのであえて、編集の難しいPDFで行わない方が本当は簡単です。
PDFしか無い時のみ利用するのが賢明です。

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