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芸術家の作品に切っても離せないのがプライベートなわけで、
ピカソも例外ではありません。
彼の作風の変化の節目には新しい恋人ができたり、
キーパーソンがよく登場しています。
ラテン気質の性分!?生粋のプレイボーイ
彼がスペインからパリに出てきたときに初めて付き合った女性オリヴィアは、青の時代からバラ色の時代に変化するきっかけとなりました。その後にも貴族出身のバレリーナやカメラマン、学生と関係を持つようになり、ピカソは生涯で2回結婚をして3人の女性との間に4人の子どもができました。
中年を迎えた46歳の時には、なんと17歳だったマリー・テレーズと恋に落ちて結婚しています。マリーはピカソの精神的なサポートとなり、「ゲルニカ」の制作過程を写真に残しています。彼の旺盛な創作意欲を支えていたのは、衰えることのない性生活と女性への興味だったのかもしれません。
クリエイター兼コレクターの画家。趣味は闘牛観戦
ピカソ自身がクリエイターであったと同時に、気に入った作品はすぐに手に入れていました。集めるものは絵にとどまらずに旅先で見つけた貝殻や石ころ、動物の骸骨までありました。しかし、一見ガラクタのようなものでも彼から見ればモデルとして等しい存在。彼の部屋には蓄積された物であふれていましたが、実はそれはピカソの心自身で彼の中では秩序をもっていたのです。
彼は作品の制作で一日中家にいることも多かったようですが、趣味の闘牛観戦によく出かけていました。闘牛はピカソが永年熱中したテーマの一つで、闘牛を描いた作品をたくさん残しています。作品からは、彼が感じた闘牛場の熱気、緊張感が伝わってくるようです。