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離職票はあなたが会社を退職して初めて手にするものです。
それまではあまり目にする機会がないものでしょう。
しかし、この離職票で毎月給料の半額程度の失業給付が受け取れるのです。
ここでは離職票の豆知識について見てみましょう。
1.退職自由によって支払日数や開始時期がかわる
辞めた理由が自己都合だともらえるまで3か月かかるという話はよく聞く話かと思います。
では3か月の待機期間を必要とせずに受給できるのはどのような場合なのでしょうか。
まずは会社の倒産などにより退職を余儀なくされた方たちです。
また、解雇をされた場合も該当します。
この解雇とは基準が難しい場合があり、例えば会社から辞めるように言われた場合であれば、
自己都合ではなく解雇と認定される場合があります。
これらを特定受給資格者と言います。
この特定受給資格者に該当すれば、3か月の待機期間なく失業給付がもらえるのです。
2.パートでも雇用保険に加入できる
あなたはパーとだから雇用保険に入れないと思っていませんか。
しかし、パートでも週20時間以上、31日以上働き続ける予定があれば雇用保険に入れます。
雇用保険に入れれば、辞めた時に受給要件を満たしていれば当然失業給付がもらえる対象になります。
また失業給付の給付日額ですが、月給で働いているような人は給与の半額程度の場合がほとんです。
しかし、パートの人たちは日額の基礎になる金額自体が低いので、
その日額にもよりますが、その8割程度が支給されることが多いのです。
もし、雇用保険に入れる条件を満たしているのならぜひ加入手続きをお願いしましょう。
3.何でもハローワークに相談してみよう
あなたの退職自由は本当に自己都合ですか。
先ほども触れましたが、離職理由は本当に大切な事項です。
会社側にとっては解雇での退職者を出すと助成金が貰えない場合があり、
解雇なのに自己都合で処理されている場合も多々あるのです。
また、自分では自己都合と思っている理由でも、特定受給資格者に該当する場合があります。
例えば正当な理由により通勤が不可能となった場合などです。
しかし、この場合も被保険者期間などの条件があります。
これらの認定も簡単な基準ではないのでまずは失業給付の申請の際に窓口の人に退職の理由を詳しく話してみましょう。
あなたが特定受給資格者になる可能性も出てくるかもしれません。