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セロトニンとは、脳内にある神経伝達物質の一つであり
「ドーパミン」「ノルアドレナリン」と共に人の感情をコントロールする物質です。
また睡眠や体温といった生理機能にも関係し、主に「メラトニン」と密接な関係があります。
セロトニンと他の物質との関係性
■ドーパミンとセロトニンの関係
ドーパミンは別名快楽物質と呼ばれ、達成感や高揚感を促して「楽しい」といった
プラスの感情を持たらせれてくれますが、一方で大量に分泌されてしまうと、
過剰な興奮を引き起こして、場合によっては幻覚などが現れたりします。
セロトニンは、このドーパミンの暴走を止める働きを担っています。
■ノルアドレナリンとセロトニンの関係
ノルアドレナリンは本来、不安や恐怖を感じる事で受けたストレスから身を守るために分泌される物質です。
しかし一方で、緊張状態が長く続くとノルアドレナリンが過剰分泌され、
それが原因となってパニック障害などの症状を引き起こすと考えられています。
セロトニンは、ノルアドレナリンの分泌を抑え感情を平坦に保つ働きを行います。
■メラトニンとセロトニンの関係
メラトニンは睡眠に関係する物質です。
メラトニンが適切に分泌される事で人は眠りにつく事が出来、
またメラトニンの減少と共にセロトニンが分泌される事で、人は気持ちのよい目覚めが可能となります。
また、セロトニンはメラトニンの原料となるため、セロトニンが適度に分泌されないとメラトニンも上手く作られません。
セロトニンを活発に分泌するには、朝日を浴びる事がもっとも有効とされています。