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消費税は「直接税」?
それとも「間接税」?
消費税の計算方法と仕組みを考えよう。


税金には「直接税」と「間接税」という2つの種類があります。
店頭で商品やサービスを購入したときに、消費税を支払っているから
「直接税」と考える人がいるかもしれませんが、消費税は「間接税」です。

簡単に説明すると、あなたが店頭で支払った消費税は、お店が一時預かり、あなたの代わりに納税しています。
ですから消費税を負担するのはあなたですが、それを申告し納税するのはお店となり「間接税」となります。
税金を納める人と、払う人が同じになる所得税や法人税などは「直接税」です。

■消費税の中には2つの税金が入っている?!

消費税8%の中には2つの消費税が含まれています。
その内訳は、消費税8%の場合で、国税である「消費税」が6.3%で、残りの1.7%が地方消費税となります。
消費増税でこの地方消費税も増収となりますが、こちらも増税分は社会保障の財源とされます。

■税抜価格表示の場合、簡単に消費税を計算するには?

消費税が段階的に8%、10%と増税されるにあたり、事業者による値札の張替えなどの負担を軽減するために、
2013年10月1日から2017年3月31日までの間は、税抜価格の表示も認められています。

買い物をしていて「あっ、980円だ!安い」と思いレジに持っていったら、
「1058円です」となり、あれ?1000円でお釣りくるかと思ったのに…
ということが起こるようになるということです。
5%の計算は簡単でしたが、8%は面倒だという声があちこちから聞こえています。

8%の消費税の金額を、なるべく簡単な計算で求めると…

本体価格÷100×8

商品やサービスの価格と消費税8%を合計した支払い金額を知りたいときは…

本体価格+(本体価格÷100×8)

となります。

これからしばらくは、買い物をするときに値札をしっかりと見て、税込価格か税抜価格かをちゃん確認しましょう。

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