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これまで500円だった1万円あたりの消費税は
8%の消費税で800円、10%だと1000円に!
節税のためには、何を削っていけばいい?
消費税は、国内で消費される商品やサービスの大半に課税されます。
食品、光熱費など日々の生活に直結する部分での増税ですから、
消費者には負担が大きく、家計に与える影響もかなりのものになります。
消費税が10%に増税されれば、消費者が負担する税金は倍になります。
だからこそ、賢くお金を使って節税をしましょう。
食費、光熱費、通信費…日常的に使うものにかかる消費税
消費税は家賃、生命保険、医療費などにはかかりませんが、食品や光熱費、通信費などにかかります。
年収400万円の家庭で、消費税10%まで増税された場合、約11万円の負担増という試算結果も出ています。
1ヶ月にして1万円弱。この1万円弱を、どのようにして節約できるか考えてみましょう。
■すぐにできる簡単な節約
*食費の見直し
→安い食材を上手に活用、無駄のない買い物、食材の使いきり、スーパーのタイムセールの利用など
*光熱費の見直し
→節電はもちろん、節水、洗濯への風呂水活用、省エネ電球の利用、保温・断熱シートの利用、
上着を一枚羽織り暖房の設定温度を下げるなど工夫の余地が多いのが光熱費です
*携帯電話の料金プランの見直し
→毎月の支払いが大きいだけに、節約できると家計への貢献度も高いものです。一度見直してみましょう。
その他にも以下のようなことが考えられます。
*たばこやお酒の量を減らす
*スーパーやドラッグストアのポイントカードの利用、クレジットカードによる支払いでポイントを貯める
■可能であれば大きな節約に
*車の利用を控え、徒歩やバス、電車に切り替える
*生命保険、自動車保険などの保険商品の見直し
*賃貸の場合は、家賃の安いところへの引越しや、家賃の交渉
■知っていると得な節税法
医療費控除にはじまり、扶養控除や生命保険料控除は比較的よく知られていますが、
「特定支出控除」というものも活用します。
この控除、2013年に対象が見直され、対象となる項目が増えたことで、活用できる可能性が広がりました。
詳しく説明すると、サラリーマンでも、自営業者のように仕事で必要な経費が、
ある一定額を超えると控除対象になるというもの。
経費の対象となるのは、通勤費、転勤のための転居費、職務に必要な研修や資格取得費、
単身赴任先から自宅への交通費、仕事関連の書籍や新聞購入・勤務に必要な衣服(スーツなど)、
得意先などを接待するための費用が対象となります。
一度、自分がこの控除を受けられるか、調べてみるといいでしょう。
ただし、「職務上必要である」と勤務先が認め、勤務先からの証明書の発行が必要です。