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高校・大学受験のみならず、資格試験においても小論文は重要な試験科目です。

しかし「文才がないから」という理由で、

小論文を苦手とする人は多いのではないでしょうか?


ところが小論文で及第点を採るために特別な才能は必要ありません。あなたの考えを正しく伝えることが小論文突破のカギとなるのです。

小論文という試験科目は多くの場合減点方式が採られています。つまり、「どれだけいい文章を書いたか」ではなく、「どれだけミスのない文章を書けたか」が重要になります。小論文の作成でつまずいてしまう方は、まずミスのない小論文を目指すとよいでしょう。
 
では、ミスのない小論文とはどのようなものなのでしょうか?もしお手元に作成した小論文があれば以下のチェック項目を確認してみてください。

①一人称の確認
通常、小論文で一人称を用いる場合は「私」を使用します。

②漢字・送り仮名の確認
小論文の減点要因として最も多いのが漢字や送り仮名のミスです。この問題を解消するには日ごろから辞書を引くが大切です。文章を書いている途中で引っかかった箇所があったのなら、随時辞書で確認する習慣をつけていきましょう。

③文体の確認
通常、小論文は「だ・である調」で作成しなければなりません。この文体が文章全体で一貫しているでしょうか?

④「ら」抜き言葉の確認
友人と話す上では「そんなに食べれない」と言うかもしれませんが、文章にする時には「そんなに食べ『ら』れない」と書かなければなりません。

⑤主語・述語の確認
文章を書くことに慣れていない人が犯しやすいミスが主語・述語の不一致です。「私の夢は大学に入り、研究します」という一文のように、主語・述語が対応していない文章を書いてしまってはいないでしょうか?正しくは「私の夢は大学に入り、研究することです」と書きます。 
 
こうしたミスを予防するには、一文の字数を不必要に増やさず、主語と述語を近づけて書くことが重要です。

いかがでしたでしょうか?上記のチェック項目に注意しながら小論文を作成するだけでも、減点はぐっと抑えることができ、合格が近づいてきます。
ミスのない文章が書けるようになったのであれば、次は構成について考えていきましょう。

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