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集団的自衛権に関して、日本では世論を二分して賛成派反対派の舌戦が激しくなっておりますが、
日本以外の国々に関しては一体どうなっているのでしょうか?


1「集団的自衛権は国連憲章で認められた権利」

集団的自衛権に関しては国連憲章第51条で国際的に認められています。
ただし行使に関しては各国の裁量に委ねられており、行使するか否かは各国が独自に決めることができます。
現在のところ集団的自衛権を明確に否定する国は永世中立を国是としているスイスぐらいとなっており、
行使容認している国が圧倒的に多いのです。

2「NATOは集団的自衛権の典型的な例」

NATO(北大西洋条約機構)は集団的自衛権の典型的な例と言えます。
もともとNATOは旧東側諸国が結成したワルシャワ条約機構軍が侵攻してきた場合に、
NATO加盟国が一致協力してその侵攻を食い止める性質のものであり、
自国に直接関係無くても条約に従い介入する義務があります。

3「集団的自衛権を認めない代わりに・・・」

前述したように集団的自衛権を明確に否定する国はスイスぐらいなものです。
ただスイスはその集団的自衛権を認めない代わりにかなりの負担を負っているのです。
スイスはご存知のように永世中立国であり、他国の戦争に絶対に関与しません。
だからと言って他国が攻めてこないかと言うとそれは別問題。
永世中立である以上、他国に助けを求められないのです。
そのためスイスでは徴兵制を実施してますし、軍人の数だけでいったら日本とそれほど変わらないのです。
集団的自衛権を認めないと言うことは簡単ですが、実際の行うのは簡単ではないのです。

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