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■体幹とは
国際的なスポーツシーンで活躍が目立つようになった日本人選手。
その秘密は彼らが体幹を鍛えることにありました。
この体幹。選手だけでなく、子供からお年寄りまで体幹を鍛えると
身体機能の改善や向上が見込まれることが、わかってきています。
■体幹と体の歪み
体幹と聞いて説明できる人は、かなりのスポーツ好き。
体幹とは頭や手足以外の胴体のことで、具体的にはお腹、腰、肩、骨盤が含まれます。
日常生活では馴染みのない言葉ですが、体の歪みについては、みなさん関心があるのではないでしょうか?
もともと骨に異常がある場合を除いて、体の歪みは、体幹が緩んだ状態から起こるもので、不調の原因にもなり得ます。
■インナーマッスル
体幹の筋肉には皮膚に近いアウターマッスルと骨に近いインナーマッスルの二種類があり、体幹筋とも呼ばれています。
アウターマッスルは、重いものを持ち上げるなど大きな力を出す時に使う筋肉で、
インナーマッスルはバランスを取るなど体幹や内臓を支えることが役割の筋肉です。
スポーツジムのマシンは多くの場合、アウターマッスルを鍛えるもので、
水泳、ヨガ、バレエなどはインナーマッスルをよく使う運動です。
インナーマッスルを鍛えると姿勢がよくなったり、体の不調改善になるなど、
良いことばかりなのですが、使わないと退化するという欠点も持っています。
■こういう人がインナーマッスルが弱っている
電車の揺れでぐらつく人、おなかポッコリ、猫背の人はインナーマッスルが弱っている可能性があります。
■五十肩も
昨今パソコンやスマートフォンの普及で姿勢が悪くなり、若くても五十肩になるケースが増えています。
ほぐすなどして、肩甲骨の位置が良くなれば肩の痛みも軽減することから、
加齢だけでなく、体の歪みも原因となっています。
また、骨盤のインナーマッスルは、骨盤底筋群体と呼ばれるもので、内臓を安定させ、正しい姿勢を保ちます。
お腹ポッコリや尿漏れといった症状は骨盤底筋群のエクササイズで改善します。
■現代の日本人が忘れてしまったもの
さて、思い当たった方も多いと思います。
いつの間にか日本人が忘れてしまった体の芯、体幹。
幸いなことに日本語には丹田という単語があります。
丹田は体幹を鍛える上でも重要なポイントで、時々丹田を意識するだけで効果はあります。
また、子供時代に走り回ったり、鉄棒などの遊具で遊ぶことが、まさに体幹のトレーニングだと見直されています。
もともと日本人が持っていた体幹は、日常生活で、ほんの少しの気づきがあれば、
ご自身が持っている体幹力を取り戻すことは、難しいことではありません。