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体重を落としたい人はたくさんいるでしょう。
そのためにさまざまなダイエット方法を行う人がいます。
しかし重要なことは落ちた体重の中身です。
その中身を意識しないとダイエットに取り組みながら
太りやすい体を作ってしまっていることになっているかもしれません。
●食事を抜いてダイエットしたら太りやすくなる
食事を取らないで痩せると脂肪が減るのではなく筋肉が落ち体重が素早く落ちるのです。
筋肉は脂肪の約2倍重いので、食事を抜くダイエット方法は体重だけでみると効果的です。
しかし脂肪は減らないので体脂肪率は減らないどころか増えることも往々にしてあります。
筋肉は体を動かしたり姿勢を維持し支えたりするのに必要不可欠なものです。
表面上の筋肉だけでなく内臓の大部分も筋肉からできています。
そして基礎代謝を上げる役割も果たしているのです。
つまり食事を抜いて筋肉を落としてしまうと、その後通常通りに食事を戻すとすぐにリバウンドしてしまうのです。
また健康にも著しく悪影響を及ぼします。
●有酸素運動は大好物の脂肪を食べてエネルギー発揮
体脂肪率を減らすのにもっとも効果がある運動は有酸素運動です。
有酸素運動を行う際のエネルギー源は脂肪です。
つまり有酸素運動を行えば行うほど脂肪は燃えるという単純な図式があるのです。
ジョギングの場合は「体重×距離=消費カロリー」です。
体重50kgの人が10km走れば500kcalを消費することになります。
徒歩はこの半分、自転車だと3割、水泳だと4倍のカロリーを消費します。
500kcal消費すると、脂肪は約9kcalあるので500÷9で約55gの脂肪が減ったことになります。
100gのお肉を食べたときにその半分が脂肪だと想像すると50g程度でも大きな脂肪の塊とわかるでしょう。
有酸素運動なしには体脂肪率を減らすことはできないので、
自分が苦にならず楽しんでできる有酸素運動を見つけ長く続けることが大切です。