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館山市は海流の関係で、1~2月の真冬でも比較的温暖な気候です。

この特性を生かして盛んなのが花卉農業。初日の出へ出かけると、

早々と「花摘みできます」との看板を目にします。


ビニールハウスで栽培されたキンギョソウ・ストック・ポピーなどの花々が摘めて
「本当に真冬なの?!」と何だかホンワリ暖かくなります。
ビニールハウスの外の畑でも、何故か菜の花・水仙・カーネーションなどが満開。
一足早く春の気配を感じる事ができると、この時期にはたくさんの観光客が館山を訪れます。
(余談ですが、同じ時期にはハウスの苺狩りも始まっていて、こちらもおすすめです)

館山市内で冬に存分に花を楽しみたいのであれば、館山ファミリーパークがおすすめです。
市内の南方、背後の山が北風をさえぎる平砂浦にあるフラワーパークで、
四季を通じて花が咲き乱れています。
特に冬場の充実ぶりは見事で、ストック・キンギョソウ・菜の花・ラベンダー・パンジー・ポピー・スターチス
などなどが12~3月に見頃となります。白い花だけで造られるホワイトガーデンもオープンしています。
花畑に咲いている花は有料で摘んで持ち帰る事もでき、暖かい房総の景色を自宅でも楽しめます。

館山ファミリーパークの周辺、館山市街から洲崎を通り隣の白浜町まで続く海沿いの道は
「房総フラワーライン」と呼ばれ、先述の花卉農家の花畑が広がり、
道路沿いの花壇も色とりどりの花で埋まります。
潮風も爽やかなこの美しい景観が評価され、日本の道100選に選ばれました。
フラワーライン沿いにはホテルやペンション、道の駅があり、
途中で休憩したり立ち寄り湯に入ったりと、お花畑と併せた楽しみ方もできます。
道の駅南房パラダイスは平成26年にリニューアルオープン、
隣接するアロハガーデン館山と併設する形になりました。
県下最大の動植物園で、特に連続温室の規模は大きく南国の花々を楽しむ事ができます。

また洲崎灯台では、とても可愛らしいプロジェクトが進んでいます。
「洲崎マーガレット岬の会」さんが洲崎灯台周辺を花でいっぱいにしようという試みているのです。
洲崎も昔は白いマーガレットがたくさん咲く、花卉農家の多い地域だったとか。
その時の景観を取り戻そうと活動されています。
まだまだ年月はかかりそうですが、
どんどん綺麗になっていく洲崎灯台をお目当てというのも良い旅かもしれません。

綺麗なお花に癒されに、館山を旅してみませんか?

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