最近、スマートフォンにより利用が拡大しているテザリングとはどういったものかを説明します。
テザリングとは、スマートフォンやタブレットなどで電話回線に接続して通信できる契約を持つものを
いわゆるモデムのように活用して他の端末でインターネット接続を行うことを指します。

例えば、モバイルノートPCを活用して外で、手持ちのスマートフォンの電話回線に接続して
インターネットを行う場合などがそうです。

かつてはそういうことが出来ず、PCを外で使う場合は別にAirHなどの
PHS通信カードを準備する必要がありましたが、速度も遅くお世辞にも使い勝手が良いとは言えないものでした。
携帯電話の回線が高速化し、このテザリングが扱えるようになったおかげで
我々利用者にとっては手軽にインターネットのモバイル利用が出来るようになりました。

テザリングの方法としては主に3つとなります。
スマートフォン等をWI-FIアクセスポイントにして、そのアクセスポイントに対してPCを無線LAN接続して利用する方法。
スマートフォン等とUSBケーブルで接続して利用する方法。
Bluetoothで接続して利用する方法です。
これらについての詳細な方法等は別途述べることにしましょう。

テザリング利用の結果、我々利用者にとっては手軽にPCのモバイル利用が出来るようになった反面、
携帯電話キャリアにとっては従来の携帯電話に比べ動画などでネットワーク上のデータ量が
非常に大きくなっているのに加え、テザリングによってPCでの通信データもネットワーク上を流れることになり、
データ量の増大による回線バックボーンのひっ迫が喫緊の課題となる結果ともなっています。