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■眉山や阿波踊りだけじゃない!徳島県西部の魅力的な観光地『祖谷のかずら橋』
徳島県の観光地と言えば『眉山』『鳴門』『阿波踊り会館』などが有名ですが、
実は県西部にも素敵な観光スポットがあるんです。
その中でもひときわ人気が高いのが『祖谷のかずら橋』です。
今回は秘境と呼ばれる素晴らしい自然環境にかかる不思議なつり橋
『かずら橋』の歴史や魅力についてご紹介いたします。
かずら橋の歴史については色々な説があると言われていますが、
一番地元でしっかりと根付いているのは『平家落人伝説』です。
屋島の戦いで敗れた源義仲に敗れた平氏一族はこっそりと安徳天皇と三種の神器を持ち
、四国の中心部の奥深く『祖谷』まで逃れてきたとされています。
逃れてきた平氏一族は祖谷の地に土着したとされ、
実際現在でも平氏の子孫であるという一族が祖谷には少数ながらもいらっしゃいます。
この平氏たちが追っ手を退けるためにいざという時斬り落としやすいシラクチカズラで作った橋を
架けたのが『かずら橋』だと言われているのです。
現在のかずら橋は基礎をワイヤーで作り、その上を野生のシナチクカズラにて覆ったものとなっています。
三年に一度架け替えが行われるので見た目に反して安全性もしっかりしていますから、
心配性の方も安心して渡れますよ。長さは45m、幅は約2m、そして水面上からは14mの高さになっています。
足元は木でできているため、隙間からは美しい徳島ならではの青い川の流れを観ることができます。
ちなみに橋は一方通行なので、渡りはじめたら怖くても渡りきるしかありません。
怖い時は下を見ず周囲に広がる緑深い美しい景色などを眺めながら渡ると、怖さが半減されますよ!
年中無休で営業されていますが、
冬季はかなり雪が深くなるのでできたら春から秋にかけて訪れるのをオススメします。
年中無休、営業時間は日の出から日没までという田舎らしい大らかな営業時間です。
四国の山奥にある不思議で魅力的なつり橋です。
四国に来られる際はぜひ『祖谷』まで足を伸ばしてみてくださいね。