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一昔前までは痛風は贅沢病と言われ中高年特有の病気でした。
しかし食が欧米化して今では20代の若者でも痛風になる人が増えてきています。
そして痛風は贅沢品の食べ過ぎでなるのではなく
プリン体摂取過多や肥満などの要因でなることが徐々に認知されてきました。
もはや珍しい病気ではなく誰でもかかりうる病気ですので正確な知識を持っていることが大切です。
●風が吹くだけでも痛い!
痛風の痛みは突然やってきます。7割近くの人が足の親指の付け根に痛みが生じます。初めての人は9割もの人が足の指の関節周辺に発生します。およそ1週間から10日ほどで痛みが引くことがほとんどです。発祥部位は9割が足の親指ですが、くるぶしや膝、肘などの関節に発症することも稀にあります。発生する箇所は1箇所だけで2箇所同時に痛くなることはほとんどありません。しかしその凄まじい痛みは想像以上です。まるでキリでえぐられているような、ペンチで思いっきり摘まれているような、はたまた金槌でずっと叩かれているような痛みが襲ってきます。そのため風が吹いただけで痛いということで痛風と命名されました。
●痛風発作の4つの特徴
突如激しい痛みに襲われます。いつ捻挫したのかと疑ってしまうくらい事前の自覚症状はなく突然痛みはやってきます。これを疼痛(トウツウ)と言います。また熱を持っておりジンジンした痛みもあり、これを局所熱感といいます。そして発赤という患部が赤みを帯びる症状と腫れ上がる腫脹(シュチョウ)の4つの特徴があります。痛みのピークは24時間ほどで特段の治療をしなくても痛みは引いてしまいます。