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・大和の燃料は片道分では無かった。
沖縄特攻作戦により九州南西沖へ沈んでしまいました。
誰もが無謀と思えるこの作戦ですが
もし大和が沈まなかったらこの後戦局を変える事ができたのでしょうか?
気になる資料があります。俗に大和は片道分の燃料で出撃したと言われています。
しかし、実際には燃料タンクにたまっていたわずかな燃料をかき集め
大和だけでは無く出撃した全艦往復分の燃料を搭載していたとの説があります。
連合艦隊司令部には片道分の燃料で出撃したと報告したのです。
これは何を意味するのでしょうか?
・あらゆる仮説
沖縄上陸後の戦費及び食料も満載していました。
では米軍の攻撃をかわしながら沖縄へ到着し
敵艦隊を撃破したうえで上陸が可能だったのでしょうか?
大和には主砲弾1170発、副砲弾1630発、高角砲弾13500発、
機銃弾150万発と凄まじい数の弾薬を搭載していました。
これだけの破壊力を持った戦艦ですからある敵へ相当なダメージを与える事ができたと思われます。
何よりも沖縄で戦っている第32軍の戦意高揚につながったでしょう。
もっとも、現実には航空機の前では全く歯が立ちませんでした。
真珠湾攻撃で日本軍が証明してみせたにもかかわらず皮肉な結果になったのです。
仮に大和が沖縄へ到達してもその後の運命に大きな変わりは無かったでしょう。
大和の撃沈により戦況はさらに悪化し
ゼロ戦による特攻攻撃などが激化していきました。