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・大和乗組員は洋食派だった。
史上最大の戦艦大和は全長が263m、全幅が38.9mもありました。
この巨大な戦艦に約3000名が乗艦していたようです。
その食事ですが海軍、とりわけ大和の食事は味、内容とも良かったようです。
大和の食糧庫は大型の電気冷蔵庫を完備し常に大量の食材が詰まっていました。
英国海軍の流れを受け継いでいるため洋食も多く作られていたようです。
なんと上級士官になると洋食フルコースを食べる事も。
下士官もシチューやマカロニサラダなど
当時としては珍しい料理を食べていました。
・乗員の楽しみ「カレーライス」は海軍伝統料理
辛い艦隊勤務だったようですが楽しみは何と言っても食事です。
肉じゃがやコロッケ、鯖の煮つけなどを日替わりで食べたようです。
特に毎週金曜日のカレーライスは人気でした。
当時としては珍しく牛肉入りだったようです。
揺れる艦内でも簡単に食べられて栄養価も高いこの「海軍カレー」。
今でも海上自衛隊で人気メニューとして引き継がれています。
「海軍カレー」は呉市などではお土産品として販売しています。
当時の味を再現したレトルトカレーなのですがなかなか好評です。
・最後の食事。
大和が撃沈した日の食事ですが意外と質素でした。
戦闘配食と呼ばれる握り飯が配られたのです。
梅干しが入った大きなゴマ塩のおにぎりを
水筒の水を飲みながら食べました。
最後になるかもしれない食事。
きっと複雑な思いで食べた事でしょう。