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湯布院観光の一番の目玉はなんと言っても金鱗湖周辺です。

金鱗湖とは湯布院の東に位置する小さな湖です。

由布院駅からゆっくり歩いて20分前後で行ける場所ですし、金鱗湖までの道には沢山のお店が建ち並んでいますから散策しながらのんびりと歩くと良いでしょう。

そんなお店の中にはいろいろと体験できたり、鑑賞することのできる施設も沢山ありますので、ご紹介したいと思います。

少し場所は離れてしまいますが、田園風景の中に、その景色とマッチする素敵な建物のステンドグラス美術館があります。

ここも是非立ち寄って頂きたい場所の一つです。

 

■ドクターフィッシュで足をすべすべに!

金鱗湖周辺で目に付くのが「ドクターフィッシュ」の看板です。

私は以前テレビでその存在を知っていましたが、実際に見るのは初めてでした。

小さな魚、つまりはドクターフィッシュ、が足湯のような水槽の中を泳いでいて、お客さんは水槽の脇に作られた足湯の椅子のような場所に座り、靴下を脱いで水槽の中に足を突っ込みます。

しばらくじっと座っていると、一匹、また一匹とドクターフィッシュがかかとや指の間に寄ってきては、皮膚を突っつきます。

感覚としては「突っつかれる」または「くすぐられる」といった感じで、痛いとは感じませんでした。

最初は今まで感じたことのない感覚だったので、少し驚きましたが、ドクターフィッシュそのものが小さくて可愛い魚で、その動きが面白かったので思わずじっと水槽の中を見てしまいました。

 

ドクターフィッシュ体験ができる場所は金鱗湖周辺に複数あり、場所によっては時間制になっているので、確かめてから体験した方が良いでしょう。

また、飲み物を注文できる場所もありますので、時間制で無い場所でゆっくりと足を綺麗にしてもらいながらお茶を飲んで休憩すると、疲れた足も乾いた喉も喜ぶこと間違いなしだと思います。
■ピータラビットの世界を体験

金鱗湖周辺に「湯布院フローラルビレッジ」という一角があります。ここには無料で入れるゾーンと、入場料の必要なゾーンがありますが、そのどちらもピーターラビットの世界や不思議の国のアリスの世界などを表現していて、メルヘンの世界に入りこむことができます。

小さなお店が敷地の中に沢山あり、一つ一つが可愛らしい小物を売っていたり、工夫を凝らした食べ物を売っていたりします。

特に、不思議の国のアリスをイメージしたレストラン、Gallery Alice’s Tearoomは料理の見た目も可愛らしく、お勧めです。

有料ゾーンは敷地の真ん中に位置している小高い丘のような作りになっています。

有料ゾーンは広くはないのですが、沢山の動物を間近で見ることができます。

ゲートを入ると真っ先に目に入るフクロウはよく見ないと作り物かと思うほど大人しく、可愛かったです。

私が一番気にいったのは、山羊でした。山羊には有料で餌やりをすることができ、ここの山羊はとてもお利口さんで、人間の言葉が分かるのか、私が「これ、食べたいの?」と聞くと、うんうんと言うかのように首を上下に動かしました。

その仕草があまりに可愛らしくて、私は2回も餌やりをしてしまいました。

有料ゾーンも含めて、小さなお子様から大人まで楽しめるエリアになっています。

 

■懐かしい昭和の町並みを体験

金鱗湖周辺の湯布院昭和館は入館料がかかりますが、中には懐かしい昭和のお店が並んでいて、それぞれのお店の中に入ることができます。

バーや雑貨屋、理髪店や病院など、小さく分かれていて、その中には実際に使われていた物が展示されている場合もありますので、実際に昔自分で使っていた物を見ることができるかもしれません。

私は昭和生まれなので、懐かしい品々を一つ一つじっくりと見入ってしまいました。

特に実家が美容院だったので、理髪店の品には見覚えのある物もあり、子供の頃にタイムスリップしたようで楽しかったです。

そんな昭和のお店の中に駄菓子屋さんもありましたが、昭和館の中では販売はしていませんでした。

がっかりして表にでると、昭和館のある敷地の中にちゃんと駄菓子を売っているお店があり、昭和館の中で見た物と同じ物も一部売っていて、思わず購入してしまいました。

同じ建物の2階部分は美術館になっていて、山下清の貼り絵などが展示されていますので、懐かしい昭和の景色を楽しんだ後は、芸術の世界に浸ってみてはいかがでしょうか。
■トリックアート迷宮館でだまし絵の世界を体験

金鱗湖周辺にあるトリックアート迷宮館は2階建てのだまし絵を展示してある美術館です。

中では写真撮影が自由にできますから、トリックアートの世界に飛び込んで、面白い写真を撮ってみてはいかがでしょうか。

私は何度かトリックアートを展示している施設に行ったことがありますが、上手に写真を撮ることができず、がっかりしてきました。

しかし、迷宮館は本当に高い場所を歩いているようなリアルな写真が撮れて驚きました。

絵画から飛び出しているミルクや、人魚になれる絵など工夫を凝らしただまし絵も面白いのですが、それだけではなくて3次元空間でのトリックアートもあり、「あれ?私はどこにいるの?」と鏡の中を何度も見てしまったり、見えているのに触れなかったり、不思議な体験を沢山することができました。

時間があるのならば、じっくりと写真の構図を考えてみたり、トリックの仕組みを考えてみるのも楽しいでしょう。

湯布院は芸術家が多く住んでいる街と言われていますが、トリックアートの世界の中で、自分も芸術家気分を味わうことができます。
■田園風景の中にあるステンドグラス美術館でステンドグラス作りを体験

田園風景の中にある小さなヨーロッパ風の教会と隣接するお洒落な煉瓦造りの建物がステンドグラス美術館です。

ここには沢山のステンドグラスが展示されていて、昼間でも部屋を閉め切って後ろから光りを当ててステンドグラスを鑑賞することが出来るように工夫されています。

2階建ての建物の入口には小さなお土産コーナーがあり、そこから奥へと入って行くと小さな部屋が沢山あることに驚きます。

その一つ一つにステンドグラスが展示されているのです。

中は暗いのですが、ステンドグラスの説明も丁寧にされていて、宗教的な知識の無い人でも十分に楽しむことができます。

建物を一度出て、同じ敷地の中にある教会も是非見て下さい。

中には大きなステンドグラスがあり、荘厳な雰囲気を感じることができるでしょう。

また、事前に予約をしておくとステンドグラス作りの体験をすることができます。旅の記念にフォトフレームや鏡など、自分だけの小さなステンドグラス作品を作ってみてはいかがでしょうか。

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