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騒がしい観光地はちょっと苦手、風情ある観光地に行きたい、静かで穏やかな旅行をしたい、そんな方におすすめなのが、「湯河原」です。

近隣の「熱海」や「箱根」よりもちょっぴり大人気分で楽しめます。

大人カップルや熟年夫婦、母子の旅行にも、ゆったり過ごせる「湯河原」への旅行にこの記事が参考になれば嬉しいです。


・万葉公園
湯河原の観光スポットと言えば、「万葉公園」。日本の歴史公園100選にも認定されています。湯河原駅から車で9分。タクシーでも、バスでも行くことができます。

この公園には、「万葉集」に収録されている歌に詠まれる植物が植えられていて、それを鑑賞できるようにしてあります。他にも万葉時代の古代建築を模した茅葺き屋根のお茶室「万葉亭」、聖徳太子の偉業を敬慕して建立された「太子堂」などの建築物があります。さらに、一番のポイントが足湯が9つもある施設「独歩の湯」です。

1.「万葉集」とは
7世紀後半から8世紀後半にかけて編集された日本最古の和歌集です。
当時の様々な身分の人が詠んだ歌を収録しており収録されている歌は4500首以上。額田王(ぬかたのおおきみ)などは聞いたことがあるのでは。

そこに詠まれている植物がこの万葉公園には植えられているのです。
例えば、梅、山桜、紫陽花など。特に、夏にはしょうぶがきれいに咲いています。広さも十分ありますので、それらを見て歩きながら、散策するのも楽しいもの。

また、「万葉亭」のお茶室ではお抹茶をいただけたり、また毎週日曜日には万葉公園の入口の観光会館前で日曜朝市も行われています。ここで、みかんや干物などのお土産を購入するのもいいかもしれません。

2.「独歩の湯」とは
「独歩の湯」の名前の由来は、国木田独歩。作家である彼は湯河原にゆかりが深く、
湯河原が舞台の作品もいくつかあります。その国木田独歩から、名前をとりました。

大人300円、小中学生200円で入場できます。円形になったその施設の真ん中には、日本列島が出現します。
またこの施設自体が風水を応用して建てられているとのことなので、パワースポットなのかもしれません。

9つのお湯は、それぞれ効能が異なり、足の裏の反射区を刺激しながら足湯に浸かれるというもの。
例えば、「肝臓・目の泉」。肝臓と目に効果があるということなので、前の日に宴会をした後は、ここを訪れておくと身体すっきりで帰宅ができるかもしれません。

それから、ここに併設されているのは、足の裏マッサージ。15分1,000円と手軽に楽しめます。ここで足や体の疲れをしっかり取っておくと癒され方が広がるかもしれません。

・不動滝
その万葉公園をもう1.5㎞ほど上っていくと、不動滝があります。落差は15mですが、水量は豊富で見ごたえ十分です。
滝と言えば、山を上って降りてとたどり着くまでへとへとにならないといけないようなイメージですが、ここは違います。ここの滝は、すこし上がれば滝が見られ、またふもとの茶屋には足湯もある優しさ。滝のそばにあるのは出世不動尊なるものなので、出世を目指す方は手を合わせましょう。

・幕山公園(湯河原梅林)
この公園は、湯河原駅から北に3㎞弱ほど。バスでもタクシーでも行くことができます。
2月から4月にかけて湯河原を訪れるのであれば、絶対に行っておきたいスポットです。2月上旬から3月下旬。
この時期は梅です。梅が幕山公園の南側斜面一帯に約4000本植えられており、梅林としての迫力は全国屈指です。

紅梅・白梅が咲き乱れ、山一面が梅のじゅうたんになります。
梅の紅色はとっても柔らかく、ここは桃源郷では?と勘違いしてしまうほど。
またこの斜面は登ってもいけるので、写真を撮りたい方にもおすすめです。
やわらかい春の日差しを浴びながら、大切な人との語らいの場としても良いかもしれません。

特に見頃なのは、2月下旬から3月上旬の2週間ほど。時期になるとライトアップのイベントが行われたり、ふもとの売店で温かい甘酒やおまんじゅうが売られています。身体が冷えたらここで暖を取りましょう。

3月下旬から4月上旬の時期は、桜。「夫婦の桜の郷」。
これは様々なご夫婦によって植樹された桜の木を愛でることができます。
公園として広いですので、散策しながらいろんな「夫婦の形」に思いを馳せてみるのはいかがでしょう。

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