メジャーリーグの優勝チームはワールドチャンピオン、と言うことはメジャーリーグは世界最高峰のリーグ。
でも何故？それは世界20ヵ国以上から強者が集うリーグだから！

今や日本プロ野球のトップ選手の大半が目指しているアメリカメジャーリーグ。

「世界最高峰の場で自分の実力を試したい」という想いからですが、世界最高峰と言われるには理由があります。
それは文字通り世界中の優れた選手が集まっているからです。
例えばサッカーならイタリアリーグ、イギリスのプレミアリーグ、ドイツリーグ、スペインリーグなど複数の
トップレベルリーグが存在しますが、野球で世界中のトップ選手が目指すリーグはアメリカにしかありません。

そのためメジャーリーグには世界中の国籍の選手が集まっています。
アメリカ、カナダはもちろんドミニカやベネズエラ、プエルトリコといった中南米や日本、韓国、台湾などのアジア国籍の選手も年々増えています。
その他オーストラリアやヨーロッパ国籍の選手も少数ながら活躍しており、今や本場アメリカ国籍の選手は25％ほどしかいません。

特に中南米の選手はどのチームでも中心選手として活躍しています。
もともとの身体能力の高さに加えて、貧しい生活からビッグマネーを目指すハングリー精神が強く練習量が多いことから数多くのスーパースターが登場しています。
更に昨年辺りからは国交の無いキューバからの有力選手がぞくぞく入団するようになって来ました。
そのほとんどが期待通りの活躍を果たしており、今後ますますキューバ勢の進出が予想されています。

ワールドベースボールクラッシクという野球の世界大会がありますが、未だに本場アメリカの優勝が無いのはこうした事情からなのです。