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普通のサラリーマンは年末調整で基本的には所得税は確定します。
しかし、確定申告が必要な場合や確定申告することで、お金が返ってくる場合があります。
確定申告と聞くと非常に難しい気がしますが、必要な書類さえそろっていれば、簡単に作成できます。


今回は、確定申告の体験談をまとめてみました。

■なぜ確定申告するのか?
今回の体験談では、次の理由から確定申告をしました。
1.ふるさと納税をした分の還付を受けるため
2.家族の医療費が15万円かかったため、医療費控除を受けるため
3.FXで30万円の利益が出たため
 (サラリーマンは雑所得で20万円以上の所得がある場合、確定申告が必要です)

■まずは準備編
確定申告するのに必要な書類を準備します。
0.源泉徴収票:これは、とにかく必要です。
1.ふるさと納税したことを証明する地方自治体の受領証明書
2.病院や薬局の領収書すべて
3.FXの利益を証明するための年間損益報告書
を用意します。

■確定申告書を書こう
いよいよ本番、確定申告書を記入していきます。
ここでは、簡単に計算が可能なWEB上の確定申告書等作成コーナーを使って申告書を作成してみます。
作った申告書は、WEB上の提出も印刷して郵送することも可能です。
税務署へ行けば、同様のシステムでの入力を補助してもらいながら入力ができます。

①所得金額を入力
まずは、給与所得分について、源泉徴収票を見ながら、
支給総額、社会保険料控除額、生命保険料等を入力していきます。
配偶者や扶養者の有無や配偶者の所得についてもここで入力します。
一方、FXについては、「先物取引に係る雑所得等」を選び、FXの利益や取引内容を入力します。

②控除内容を入力
所得金額の入力が終了すると、所得控除入力画面になりますので、
ここで、寄付金控除、医療費控除の金額を入力します。
③次の画面の税額控除は今回は該当しないので、入力なしで終了すると、所得税が計算され表示されます。
還付がある場合は、還付を受ける口座を入力をして、申告書を印刷すれば申告書の完成です。

まとめ
確定申告書等作成コーナーは、指示通りに記入していけばよいだけで、
また、ヘルプ等も充実しているので自宅でも簡単に作成が可能でした。
自分で煩雑な計算をしなくてもよいというところが大きいです。
ちょっと心配という方は、税務署で教えてもらいながら入力すれば良いかと思います。
副業などで申告しないといけない場合はもちろんですが、
還付金がある場合も、多少の手間を掛けてでも確定申告してみるのがよいのではないでしょうか。

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