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カリウムは人間が生命を維持していくのに重要な役割を果たしていますが、
カリウムが不足すると体に様々な症状がでてきます。
カリウムが不足すると起こる症状とその原因はどのようなものなのでしょうか。
カリウムが不足すると起きる症状と原因とは?
1.疲れやすい
2.筋肉痛やけいれんになりやすい
3.めまい
4.便秘になりやすい
5.不整脈
6.高血圧
人間の体のいろいろな組織は機能を維持するために一定量のカリウムが必要です。
ですからカリウムが不足すると体内の組織が正常に機能しないため疲れやすくなります。
カリウムの働きとして、筋肉や神経の収縮を調節したり、取りすぎたナトリウムを体外に排出してくれます。
カリウムが不足するとこれらの機能が低下するので様々な弊害が出てきます。
ナトリウムをうまく排出できないと高血圧の原因になります。
またカリウムには血管をリラックスさせる働きもあるので不足すると血管が詰まりやすくなります。
また心臓の機能が低下するため血液の循環が悪くなり、不整脈やめまいなどの症状が起きることもあります。
カリウムは腸の活動を活発にする作用があるので不足すると腸のぜん動運動が鈍くなり便秘の原因になります。
また悪化すると腸閉塞になる場合もあるので注意が必要です。
このようにカリウムは私たちの体内になくてはならない栄養素です。
夏の暑い季節は汗と一緒にカリウムも失われてしまいます。
夏バテの症状であるだるさや倦怠感などはカリウム不足が原因の一つです。
規則正しい生活をして食生活にも気を付けていくことが大切です。