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人間が暑い中で考え事がうまく出来ないように、CPUも高温下では思うように働いてくれません。

熱がCPUの許容量を超えると、「熱暴走」と呼ばれる現象が発生し、強制シャットダウンや再起動など、エラーが起こるようになります。

今回は、そんなCPUの誤作動を防ぐために知っておいて欲しいCPUの適正温度と、その表示方法について説明していきます。


■CPUを使用する際の適正温度は?
一般的に、CPUは100℃程度の高温環境でも使用することは可能ですが、高温になるほど動作が遅くなり、80℃を超えた状態が長時間続く場合、熱暴走が起こる危険性が増してきます。
快適にCPUを使用するためには、25℃~60℃の範囲内でCPUを動作させることです。そうすればCPUの性能を引き出すことができるでしょう。
高性能なCPUは、その分電力消費による発熱が多くなる傾向にあります。高性能なCPUを適温で使用する場合、冷却ファンや冷却クーラー等を搭載し、CPUを適温に保つ工夫が必要になってくる場合もあります。

■CPUの温度の表示方法は?
CPU温度の表示方法は、以下の二つの方法があります。
1.CPU専用の温度計を使用
温度計を購入し、コンピュータ内部に搭載する方法です。
温度計は、CPU専用の物から普通の温度計まで、工夫次第でさまざまな温度計を取り付けることができますが、手間がかかるため、あまり一般的ではありません。

2.CPUの温度情報を抽出できるソフトを使用
実はCPUには温度監視用のセンサーが内蔵されていて、ソフトをインストールして実行すればすぐにCPUの温度を表示してくれます。
現在では高性能なフリーソフトも多数公開されているので、実際に温度計をコンピュータに搭載するよりもずっと簡単・手軽に温度を確認することができます。

今回は、CPUを快適に動作させるための温度と、その測定方法について説明しました。
次回は、CPUの使用率を下げる工夫について、説明します。

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