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『博多名代 吉塚うなぎ屋』
以前テレビで、タモリさんが言われていたという「うなぎ」を食べることにしました。
福岡で鰻屋といえば、知人の多くが「吉塚うなぎ」を挙げます。
中州にあるお店は、いつも長蛇の行列ができます。それでも、いわゆる鰻専門店なので、
メニューは鰻の量の違いのみともいえるため、回転率が比較的早く、待ち行列ができるとはいえ、
あっという間に順番が来てしまう感じです。
2階のホールはテーブル席、3階は大広間や個室になっています。
ところで、「うな丼」と「うな重」の違いをご存知ですか。
「丼」はご飯の上にうなぎが乗っているもの、
「重」はご飯とうなぎがそれぞれ別の入れ物(重箱)に入っているものだそうです。
もちろんお代は、後者のほうが高価です。
大奮発して『上うな重(きも吸付)』をいただきました。
お代は“三千円越”です。一口食べると、ものすごくやわらかくておいしくて、この上なく幸せな気分になりました。
関西風に腹から割いてあります。
別皿の甘辛いタレを絡めて、さらにもう一口食べます。
美味しい、本当に美味しい、ただただその一言しか思い浮かびませんでした。
ゆっくり味わっていただくつもりが、あっという間にうなぎとご飯の2つのお重は空っぽになっていました。
お吸い物も“きも”入りでおいしかったです。
ぜひ至福の味を堪能していただきたいと思います。
■『もつ鍋専門店 楽天地 天神本店』
やっぱり博多といえば「もつ鍋」も外せません。
博多名物もつ鍋専門店「楽天地」天神本店は、ものすごい量の野菜が盛られることで有名です。
大きな鍋は直径40cm位あるでしょうか、その鍋に、醤油ベースで秘伝のタレが混ぜ込んであるスープを入れ、
そこに6種類のモツや野菜が大量に入っています。
半端ない野菜の量に初めはものすごく驚きます。
でも火にかけると、だんだんしぼんでいき、鍋の下のほうにあるモツがいい具合に食べ頃になってくるのです。
鍋が変化する様子も、見ていてとっても楽しいです。
キャベツとニラがたっぷり、それらの野菜の甘みもあり、モツは新鮮で思っていたより柔らかく、
どんどん食べてしまいます。少し多めに唐辛子を振ったりして、とても美味しかったです。
その後で豆腐が入り、最後にちゃんぽん麺が入りました。麺は一玉でいっぱいでした。
お代は、飲み物含み“三千円”位、意外に安価だと思いました。この美味しさもぜひお試しいただきたいです。