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人間が生きていくためには、さまざなま栄養素が必要です。
そのなかでも必須ミネラルといわれる16種類のミネラルは体の中で重要な活動をするミネラルです。


必須ミネラルといわれるもの中にカリウムというミネラルがあります。
カリウムはナトリウムを体外に排出する働きをし、血圧を下げる効果があるといわれています。

カリウムが体内でどのような働きをしているのでしょうか?
・細胞の浸透圧を維持し、水分の調節をする
・筋肉や神経の働きを正常に保つ
・食塩(塩化ナトリウム)を体外に排出する
・腎臓の老廃物の排泄を促す作用がある

人間が生命を維持していくのに必要なミネラルのことを、必須ミネラルといい16種類の必須ミネラルがあります。
必須ミネラルの中にカリウムが含まれているのですが、主に4つの働きをしています。

きゅうりの塩を振ると水分が出てきます。これは塩のナトリウムによってきゅうりの浸透圧が細胞内より高くなり
水分が出てきます。体内のカリウムとナトリウムの関係もこれと同様です。
カリウムが不足すると体の中の水分が細胞外や血液にしみだしてきて高血圧の原因となります。

カリウムとナトリウムは細胞の水分のバランスを調節する働きをしています。
細胞の外側にナトリウム内側にカリウムがあり、ナトリウムが内側や外側に移動することによって
シグナルが送られて神経や筋肉の収縮を調節しています。

カリウムは人間にとって必要な栄養素ですが、取りすぎると体内から外に排出しようとします。
その時に同じ量のナトリウムも排出されるため腎臓において余分な老廃物を排出してくれる作用があります。

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