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観光といえばお土産&食べ歩き、お土産&食べ歩きといえばスイーツ…
というわけで、お土産や食べ歩き、
そしてカフェでのひと休みにぴったりの京都スイーツをご紹介します。
大切な人・日ごろお世話になっている人に、それから自分へのごほうびに…京都観光を楽しみながら、イチオシのスイーツを忘れずにチェックしてみてください。
●茶寮都路里 高台寺店
アクセス:京阪「祇園四条」徒歩15分、市バス「東山安井」徒歩8分(京・洛市「ねね」内)
宇治茶で有名な「祇園辻利」直営カフェです。
茶量都路里は市内に3店舗あり祇園本店が特に有名ですが、行列が短めなコチラのほうがおすすめです。
風情あふれる東山の風景を堪能しながら、ゆったりしたひと時を堪能することができます。
筆者は「抹茶十徳」、自称超甘党の友人は「特選都路里パフェ」を注文しました。
抹茶十徳は、きなことつぶあんがかかった団子+お抹茶のセットです。
つぶあんの甘みが強いですが、まろやかな苦味のお抹茶を飲むことで後味がスッキリします。甘いものが苦手な方にもオススメです。
そして、特選都路里パフェは…抹茶ソフトクリーム+抹茶カステラ+わらびもち+抹茶ソース+栗の甘露煮+バニラアイスetc.という超欲張りな内容でした!
今回は定番メニューをチョイスしましたが、季節限定メニューや各店舗のオリジナルメニューもかなり充実しているので、何度行ってもおそらく飽きることはないでしょう
。
抹茶系スイーツが食べられるカフェは京都にたくさんありますが、本物のお茶の味を楽しみたいならやはり都路里が一番オススメです。
また、お食事がしたい人は抹茶そば(うどん)をどうぞ。他のスイーツに同じく、抹茶そばもまた他店のものより抹茶の香りが強めです。
●八つ橋
京都土産の代名詞とも言うべき八つ橋ですが、みなさんは「八つ橋」と聞いてどんなお菓子を思い浮かべますか?
肉桂(シナモン)風味の皮で餡を包んだもの?それとも堅い焼き菓子?
多くの方が前者を連想されると思いますが、もともと「八つ橋」は後者のほうを指す言葉でした。
堅焼き煎餅としての八つ橋は江戸時代からありましたが、昭和に入ってから焼かない八つ橋すなわち「生八つ橋」が登場しました。
現在では生八つ橋で餡を包んだものがもっともポピュラーですが、餡を包まない生地だけの生八つ橋もあります。たいていのものはきなこがまぶしてあり、もちっとした食感が楽しめます。
京都のお土産屋さんならほぼ何処でも八つ橋を購入することができるので、「お土産買い忘れちゃった!」という時にも便利です。
【生八つ橋】
生八つ橋は肉桂味(黄色)と抹茶味(緑色)が最もスタンダードですが、生地に黒ごまやチョコなどを練りこんだものや季節限定の餡をはさんだものがたくさんあります。
毎年どんどん新しい味が登場しているので、各メーカーの生八つ橋を食べ比べてみるのもいいですね。
あまり甘くないものが好きな筆者は、生地だけのシンプルなものが好みです。お茶やコーヒーのお供にもぴったりですよ。
【(堅焼き)八つ橋】
シンプルな肉桂だけの味や白い生姜糖がまぶしてあるものがスタンダードですが、近年になってチョコレート(ミルク・イチゴ・抹茶味など)でコーティングされたものが登場しました。
チョコクランチやラスクなど和菓子の域を超えたものも多く、生八つ橋に負けず劣らず種類豊富です。
【八つ橋関連スイーツ】
市内各地で、八つ橋をアレンジしたスイーツを食べることができます。筆者がトライしたことがあるものは以下のとおり。
・八つ橋シュークリーム…清水坂「京あみ」のシュークリームです。肉桂風味・やや厚めの皮の中に、ちょうどよい甘さの抹茶クリームがぎっしり詰まっています。(カスタード味もあります)
・八つ橋ソフトクリーム…こちらは嵐山の「Saga Par」で食べることができます。肉桂味のソフトクリームに、スプーン代わりの堅焼き八つ橋が添えられています。
●京菓子資料館(ギルドハウス京菓子)
アクセス:地下鉄「今出川駅」徒歩5分、市バス「烏丸今出川」徒歩7分
京菓子司「俵屋吉富」による京菓子の資料館です。
エレベーターで2階の展示室に行くと、まず金屏風の前に飾られた大きな生け花が目に飛び込んできます。
なんと、この牡丹の花びらから梅の枝、松葉の1本1本に至るまで全て「お菓子」でできているんです!その名も「糖芸菓子」。
よくよく目を凝らすと、つやつやの花びらや葉っぱはたしかに飴っぽい?
砂糖や飴でできているにもかかわらず、いつまでも溶けることなく美しい姿を保っているのもとても不思議です。
展示スペースはさほど広くありませんが、実際に使用されていた落雁用の木製打ち型、お菓子の作り方に関する文献、螺鈿細工の菓子箱など貴重な資料がたくさん展示されています。
資料館を見学した後は、お呈茶席「祥雲軒」でお抹茶+季節の京菓子を頂くことができます。
受付をすませると、まずは俵屋吉冨の代表的なお菓子「雲龍」、もしくは季節の草花などをかたどったお菓子数種類のうちから好きなものをひとつ選んでお部屋に入ります。
ちょうど初夏だったので、薄紫色が美しい「鉄線」をチョイス。
お部屋に通されると、和服を着た方が本格的なお作法でお茶をたててくださいました。
表通りの騒音が届かない静かな空間で、美味しいお茶菓子とともに非日常の空間をしばし堪能することができました。
大人数でも気軽に利用できるイス席なので、茶道の心得がない方や正座が苦手な方、外国人の方でも本格的なお茶を味わうことができます。
お茶席でいただいたお菓子は、もちろんお土産として購入することも可能です。
●よーじやカフェ
アクセス:嵐電「嵐山駅」徒歩10分、市バス・京都バス「野の宮」すぐ(嵯峨野嵐山店)
あぶらとり紙で有名なよーじや直営のカフェです。
カフェは市内に4店舗ありますが、今回は嵯峨野嵐山店をご紹介します。
いつ行っても若い女性やカップルでいっぱいですが、お昼のピーク時を過ぎていたこともありすんなり入店することができました。
まず出されたおしぼりとコースターには、かわいらしいよーじやカフェのマークがデザインされています。
いかにも京都らしく抹茶系スイーツが多めですが、よーじやカフェで絶対にはずせないのはやっぱりカプチーノ!
雑誌やテレビでも有名なこのカプチーノには、よーじやのシンボルである女性の顔がデザインされています。
スタンダードな茶色のカプチーノと緑色が綺麗な抹茶味のカプチーノがあり、今回は抹茶味のほうをチョイス。
しばらくして運ばれてきた抹茶カプチーノの上には、雑誌で見たのとおんなじあの顔が。すぐさまiPhoneを取り出したことは言うまでもありません。
店内のあちこちから聞こえるシャッター音をBGMに、ゆっくりカプチーノを堪能しました。
味はシンプル・スタンダードな感じで、抹茶の苦さがダメという人でも飲みやすいと思います。
筆者はまだカプチーノしか飲んだことがありませんが、パスタやサンドイッチなどの軽食もかなり充実しているようです。
また、よーじやマークがデザインされたお土産を買うこともできますよ。(もちろんあぶらとり紙も)
●大文字飴本舗
アクセス:阪急「西院駅」徒歩2分、市バス・京都バス「西大路四条」徒歩2分
偶然近くを通ったとき、「そういえばこのへんに飴屋さんがあったな」と思い立って寄ってみました。
店内にはフルーツ・酒かす・コーヒー・バターなど実にいろいろな味の飴が並んでいますが、今回のお目当ては「京野菜飴」です。
京野菜シリーズは万願寺とうがらし、聖護院大根、みぶ菜、九条ねぎ、堀川ごぼう、金時人参味の6種類。
刻んだ京野菜や絞り汁で作られており、どれも素朴でなつかしい色合いです。
大根飴はまだしも、ねぎ味やごぼう味の飴ってナニ?みぶ菜味って、もしかして漬物の味するの?…とドキドキしつつ、6つの味が少しずつ入った「ミックス」を購入しました。
とりあえず、最初に九条ねぎ味にチャレンジします。透き通った飴の中に、細かく刻んだネギが見えます。
口に入れるとまずやわらかい甘みが広がり、その後から少~しだけネギっぽい香りが。
その次は堀川ごぼう。これも、甘みのあとにホワンとごぼうの風味が感じられます。
その後すべての味をためしてみましたが、いずれもまろやかな甘みと野菜の風味が不思議とよく合っており、野菜嫌いの方やお子様でも普通に楽しめそうです。
みんなをちょっぴりビックリさせつつ、京都らしい上品さもちゃんとある京野菜飴は、お土産としてもオススメですよ。
●喫茶 ソワレ
アクセス:阪急「河原町駅」もしくは市バス「四条河原町」徒歩1分、京阪「祇園四条駅」徒歩5分
カフェ好き・レトロ好きな人の間では有名な、昭和23年創業の老舗喫茶店です。
店内に一歩足を踏み入れると…白とダークブラウンを基調としたレトロな内装、ブドウの形をしたアールデコ調のランプ、そして青い照明がなんとも幻想的。
1階席と2階席がありますが、店内が空いていて好きな席を選べるなら眺めがよい2階席がオススメです。
看板・タンブラー・コースターなどあちこちに昭和の美人画家・東郷青児のイラストが使用されているのは、ソワレの創業者と親交があったためだとか。
ここに来たならぜひとも食べたいのが「ゼリーポンチ」。
レモンスカッシュに浮かぶピンク・青・黄・緑・紫のゼリーが灯を受けてキラキラ輝き、さらに鮮やかなチェリーとレモンスライスが華をそえてくれます。
シンプルでどこか懐かしい味のゼリーポンチと、窓から見える高瀬川の流れをつつ、ひさしぶりに贅沢なひとときを満喫することができました。
河原町~木屋町エリアは若者向けのお店が多いですが、ここは若い人からご年配の方まで幅広い年齢層が楽しめる隠れ家的空間です。
また、店内で使われているのと同じ東郷青児のイラスト入りタンブラーを購入することもできます。
●フルーツパーラー「クリケット」
アクセス:市バス「衣笠校前」徒歩3分、嵐電「北野白梅町」徒歩7分
金閣寺やわら天神観光の後は、西大路通りを少し南に行ったところにある「フルーツパーラー クリケット」にぜひ立ち寄ってみてください。
看板にバッタのキャラクターが書かれているので、初めての方でもすぐにわかります。
フルーツサンドやカレーなどいろいろなメニューがありますが、一番のオススメはなんといっても「クリケットゼリー」です。
新鮮なフルーツの中身をくりぬき、果汁で作ったゼリーを皮の中に流し込んでホイップクリームを添えたものです。
味はグレープフルーツ・オレンジ・レモンの3種類があり、今回はレモンをチョイス。
ゼリーに添えられたレモンのヘタ部分(くり抜くときに切り落とした部分)には、そのまま果肉が残っています。
まずは、この部分の果汁をゼリーに絞ってからいただきます。すると、果汁の酸味とホイップクリームの甘みがいい感じにブレンドされます。
ゼリーは果汁そのもののさっぱりした味わいが楽しめるので、甘いものが苦手な方や男性にもおすすめです。
少量のリキュールが添えられているので、お好みでかけてみましょう。少し大人っぽい味わいが楽しめます。
クリケットゼリーは通信販売で購入することもできるので、遠方の方もぜひ一度試してみてください。
●PAGE ONE
アクセス:市バス「東山安井」徒歩5分、京阪「祇園四条」徒歩12分
安井金比羅宮へお参りした後、ぜひ寄ってみたいカフェです。
東山安井交差点を東に入り、突き当たりを右に行くと京町屋のようなたたずまいのカフェが見えてきます。
老舗の氷屋さんがプロデュースするこのカフェはかき氷で有名で、暑い時期には長蛇の列ができていることもしばしば。
モダンな店内に案内され、すぐに「生絞りレモン」を注文します。(イチゴやオレンジ、宇治金時味などがあります)
運ばれてきた生搾りレモンは…氷でできた大きい器にたっぷりのカキ氷+レモンスライスが盛られ、練乳も別に添えられています。
よくある人工的なシロップと違い、本物のレモンらしい味わいがなんともさわやか。
途中で練乳をかけることで、1杯で2度美味しくなります。
とりわけ暑いことで有名な夏の京都を観光するなら、熱中症予防にはまさにうってつけと言えるでしょう。
ただし、器がかなり大きいので女性ひとりで食べきるのはキツイかもしれません。(1杯を夫と2人で分け合って、ちょうどよい量になりました)