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「え!なにこれ!?」「さつまいもは病害に強いって聞いてたのに…」
さつまいを栽培する際に気をつけたい大きなポイントのひとつとして、病害という問題があります。
病害にかかってしまえば、せっかく育てたさつまいもを食べることも出荷することもできません。


さつまいもの病害にはどのようなものがあるのでしょうか。

・土の中で「感染」してしまう黒斑病

まず気をつけたい病害としては、黒斑病があります。
黒斑病は収穫後、貯蔵の時に発覚します。黒い斑点がさつまいものできるために、黒斑病といいます。
黒斑病は、食べること自体は不可能ではないものの、苦味があるなどして少なくとも出荷は
無理になってしまいます。

黒斑病の原因は、カビです。黒斑病の予防のためには、苗の時点で殺菌をしてから育苗をするということがポイントになります(50度程度のお湯で約30分苗を加熱します)

黒斑病は、苗の段階、つまり、栽培の当初から気をつけておきたい病害です。

・さつまいもにも感染症がある・斑紋モザイク病

次に、ウィルス感染にかかってしまうという病害もあります。
代表的なものに斑紋モザイクウィルスによるものがあります。

これに感染してしまうと、さつまいもは、まるで血管が盛り上がったようなグロテスクなものとなってしまい、味にも影響が生じます。昆虫が媒介しますので、アブラムシなどが寄り付かないような対処が重要となります。

・さつまいも栽培においては病害リスクの考慮も大切。

一般にさつまいもは病害に強いと言われますが、このように黒斑病・斑紋モザイクウィルスなどの病害が存在します。この他軟腐病や蔓割病も有名です。

さつまいも栽培を始められるにあたっては、病害のリスクも念頭に置かれることが大切です。

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